19日、韓国の空港で職員に暴行したとして警察に一時、拘束されたのは厚生労働省の現職の課長(47)だったことが分かりました。 韓国メディアは19日、日本人の男性が航空会社の職員を相手に拳を振り回すなどして大暴れする映像を放映しました。警察などによりますと、男性は酒に酔っていて、暴行容疑で拘束されましたが、その後に釈放されました。男性は厚労省の労働基準局で賃金問題などを担当する課長であることが分かりました。男性のフェイスブックには19日、「警察に拘束されています」などと書き込まれていました。厚労省の人事課によりますと、男性は休みで韓国を旅行していたということです。厚労省は「幹部職員が海外でトラブルを起こしたことは誠に遺憾でおわび申し上げます」とコメントし、20日付で男性を大臣官房付に更迭しました。