変な夢だった。 この世界には、「図書館党」という政党があった。図書館党は、図書館の職員、関連業者、図書館に関わる市民などが加盟する「図書館支援財団」が支持基盤となった政党で、その支持者は全国で500万人になると言われている。 そして、図書館関係の政党はもう1つあった。「貸出し上党」というらしい。こちらは左系政党と手を組み、図書館労働者の待遇改善を旗印に活動をしている。しかし、如何せん「貸出し」を重んじる政党なので、その支持層の幅は狭く、また資金力にも乏しく、事あるごとに「図書館党」の政策に反対の声明を出している。 この、図書館に関わる2つの政党党首がとある駅前で鉢合わせし、演説を始めたところで・・・・ 目が覚めた。 これからいいところだったのに。続きを見たかったのだが。 ただ、何とも先が読める展開である。 最初、この夢を見た直後は、面白いと思ったのだけど、こうして書いてみると大し