三菱自動車工業の「アウトランダーPHV」=27日午後7時15分、東京都港区の三菱自動車本社三菱自動車工業の「i―MiEV」=27日午後7時20分、東京都港区の三菱自動車本社アウトランダーのプラグインハイブリッド車リチウムイオンバッテリーの発火について説明する三菱自動車の中尾龍吾取締役(中央)ら同社幹部=27日午後6時5分、東京都港区の三菱自動車本社 【工藤隆治、中田絢子】三菱自動車は27日、電気自動車用のリチウムイオンバッテリーで発火などのトラブルが2件あったと発表した。いずれもボーイング787型機のバッテリーを製造したGSユアサ(京都市)の子会社が製造していた。三菱自は、このバッテリーを積んだ3車種の製造、出荷を取りやめた。 三菱自によると、トラブルがあったのは電気自動車(EV)の「アイミーブ」と、スポーツ用多目的車「アウトランダー」のプラグインハイブリッド車(PHV)に使われるリチ