「シンジの、アスカに対する償い」だと考えてます。 シンジは、アスカの心の支えであった加持の死をアスカに言ってしまいます。更に、第拾五使徒・アラエル戦でアスカを助けることができずに精神崩壊に至ったこと等、「アスカを救えなかった」という自責の念に駆られていました。そしてラストに、自分がいなくなることを嫌って補完(融合)を拒否したシンジは、再び、他人同士が傷付け合うけれども、自分が存在する世界を望みます。 のち、目を覚ますとそこには、シンジとの(他人との)融合を拒否したアスカがいました。アスカに対する責任を感じていたシンジは、アスカへの自分にできる「精一杯の償い」として、アスカの首を締めたのです。一見残酷なことのように見えますが、この行為に及ぶことが出来たというのは、シンジの心の成長以外の、何物でもありません。 エヴァは、あくまでもシンジの成長物語です。