2008年に起こった秋葉原通り魔事件や昨年の”押ピー事件”の影響もあり、「街や市民の安全を守るため」という大義名分のもと、昨今、路上での職務質問(職質)が急激に増えてきている。 職質件数の増加に伴い、一部で問題になっているのが職質にあたる警官の横暴さ。基本、職質は”任意”のため、自分に不利益になると思ったら拒否することができる。にもかかわらず、半ば強制的に職質を行おうとする警官も少なくないという。YouTubeなどにはそんな”不当”な職質に遭った人たちが職質中の様子を収めた動画をアップしており、大きな話題を呼んでいる。職質を拒否する者に対して「人間的に汚い」と罵声を浴びせる警官、大人数で取り囲み威圧する警官、職質中に近くで交通事故が起こるもそちらの対応へは回らない警官など、時には”行き過ぎ”だと感じざるを得ない光景もある。 もちろんこれは一部の警官による行動であって、すべての警官に当てはま