10月の台風18号の影響で一部区間の不通が続いている三重県のJR名松線について、JR東海は29日、同区間を廃止し、バス輸送に切り替えると発表した。地元の同意が得られた後、国に廃止届を提出する。JR東海発足後、路線の廃止は初めて。不通となっているのは、津市の家城(いえき)−伊勢奥津(いせおきつ)間17.7キロ区間。 【関連ニュース】 東海道新幹線:地震対策に脱線防止ガード JR東海:沼津で貨物が架線接触 33本が運休 リニア:東京−大阪間は最短1時間7分 建設費は8兆円余 JR東海:3年ぶり減収減益、不況などが影響 9月中間 JR東海:名松線、一部区間再開へ…台風被害で運休