2010年12月29日20:56 社会 コメント( 16 ) 39歳男性の餓死 「孤族の国」男たち 1: キャベツ(秋田県):2010/12/28(火) 22:21:42.38 ID:SRfYUTGS0 たたきの先の障子を開けた警察官が声をあげた。 「あっ」 まさか――。60代の家主の女性は怖くて家のなかをのぞく気になれない。 「やせている人ですか?」 警官から聞かれてけげんに思った。独居の借り主はがっちりした男性のはずだ。高校時代はラグビー部員だった。 月2万5千円の家賃が滞り始めて4カ月。消費者金融の取り立てもきていた。行方をくらましたと思っていた。 まだ39歳。死んでいるなんて思いもしなかった。 冷蔵庫は空。棚にしょうゆと油の瓶があるだけだった。医師の死体検案書に〈摂食の形跡無し〉と記載された。 その借家は、トタン張りの平屋建て。さびて赤茶けていた。師走の風に、玄関のサッシがカタカタ