http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000603140003 「声なき子宮の訴え」というタイトルもセンスが無いと思うが、記事もヒドイというより大笑い。 癒着胎盤にどう対応するか――。医学生向けの教科書(『STEP産婦人科(2)産科』可世木久幸監修、海馬書房)には、「まずは胎盤用手剥離(胎盤を手を使ってはぐこと)を行いますが、ここで無理をすると、大出血や子宮内反を招くので注意が必要です。胎盤用手剥離が難しい場合には、原則として単純子宮全摘術を行います」と記載される。 引用文献が「STEP」ですか・・・・ ま、これは新聞記事なんで、検察側の根拠となる文献ではないと思いますが。STEPの記載で逮捕されたらどうすればいいんだろう。 というわけで、日本の医療は、教科書に書いてある以外のことはしてはいけないことになったようです。何で
医療界全体の重要性は福島事件のほうが遥かに重いのですが、この事件も福島事件の陰に埋もれさせてしまう事件ではありませんし、また当ブログのコメント欄で論議が起こっているのですが、「はてな」コメント欄の特性でパンクの可能性もあるので新たにエントリーとして立てます。それとなにより亡くなった患児のご冥福をお祈りします。 情報ソースとしてまずマスコミ報道をあげます。1/27付神戸新聞からです。 日赤に賠償命令 男児感染死で説明怠る 姫路 2007/01/27 悪性リンパ腫と診断され姫路赤十字病院(姫路市)に入院、肺炎に感染し死亡した同市内の男児=当時(9つ)=の両親が、病院に過失があったとして、日本赤十字社(東京都)などに約九千四百万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が二十六日、神戸地裁であった。下野恭裕裁判長は「医師らは治療について、両親に説明する義務を怠った」として、赤十字社に一千万円の支払いを命じた
医療被害に遭った時一体どうしたらよいのか?医療は誰のものかという問いのもと、患者のための医療を求めて97年10月に設立された市民団体です。メディオは医療被害を受けた患者やその遺族・市民を中心に、団体趣旨に賛同する医療関係者、弁護士を巻き込んで活動の幅を広げています。「メディオ」の目的は大まかに3つ。1.医療事故を監視する。2.医療事故の被害者を支援する。3.医療情報の開示・公開を推進する。これらを通じて「医療の質の向上」「患者の権利の確立」「医療制度の改善」を目指しています。
キーワード 岡山市、大腸がん、末期、カテーテル、感染、死亡、医療ミス、合併症 判決文を読んでみた。鑑定書や証言まで分かればよいのだが。司法も外科学も素人の私の頭脳で分かる範囲を簡単にまとめてみる。 平成 16 ( ワ ) 203 事件名 損害賠償 裁判年月日 平成 18 年 11 月 22 日 裁判所名・部 東京地方裁判所 民事第 34 部 http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20061201104616.pdf 医学的な問題で争点となっているポイントは、敗血症の原因が IVH カテーテル感染なのか、あるいは、末期がんの経過として発生する深部真菌症および敗血症なのか、また縫合不全を疑った判断は誤りだったかどうかというところのようだ。 この判決を見て、思いつく問題点が二つある。司法判断はレトロスペクティブであること、医療への期待は自然の摂理と医学の
妊産婦死亡した方のご家族を支える募金活動開始(2008/9/22) 無罪確定・控訴断念(2008/8/29)。6873名分署名・意見書送付(2008/8/28)。 周産期医療の崩壊をくい止める会のホームページへようこそ! 福島県立大野病院事件を無駄にしないために ――妊産婦死亡した方のご家族を支える募金活動を始めます―― 2008年9月22日 周産期医療の崩壊をくいとめる会 代表 佐藤章 さる8月20日に一審福島地方裁判所で加藤克彦医師に対する無罪判決が出されてから1カ月になります。加藤医師の現場復帰も決まりました。ご支援くださった多くの方々に厚く御礼を申し上げます。 しかしながら、これで物事がすべて片付いたと考えては、加藤医師も単に医療に従事する貴重な時期を無駄にしただけになりますし、何より亡くなった方やそのご家族が救われないと
勤務医 開業つれづれ日記 個人医院開業を目指している医師です。僻地医療で悪化するQOMLの中、中間管理職の僻地勤務をつれづれに書いております。いつも周りにいる皆さんに感謝、感謝で頑張っています。 CTおよびMRIを多くの医師は日常診療で 使っているのではないでしょうか? ちょっと論文が目に入りましたので 取り上げてみます。 あわせて 平成8年 高松高裁の TEN アレビアチン事件 を取り上げたいと思います。 ------------------------- 非イオン性ヨード造影剤および ガドリニウム造影剤の 重症副作用および死亡例の頻度調査 日本医放会誌 65巻 3号 300-301 抄録 非イオン性ヨード造影剤およびガドリニウム造影剤の重症副作用および死亡例の頻度を調査した。 非イオン性血管内投与造影剤による重度副作用の頻度は、2.5万例に1例、死亡例は40万例に1例であり、従来の報告
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