[注]血液センターから供給される輸血用血液は、不規則抗体検査を実施済みであるため、 患者のABO・Rho(D)型の確認がされていれば、副試験を省略できる。 適合(実施可能) 不適合(輸血不可能) ABO血液型不適合が疑われる。 患者血清中に不規則抗体の存在が疑われる。 まれに、供血者血球の直接抗グロブリン試験陽性が考えられる。 不適合(輸血不可能) ABO血液型不適合が疑われる。 供血者血清中に不規則抗体の存在が疑われる。 受血者にpolyagglutinationがある場合。 不適合(輸血不可能) ABO血液型不適合が疑われる。 患者及び供血者ともに不規則抗体の存在が疑われる。 判定保留(輸血は避けた方がよい。やむを得ず輸血を行う場合は、 監視しながら注意深く行い、異常を認めたときは直ちに中止する。) 患者の直接抗グロブリン試験陽性が考えられる。 (温式、冷式自己抗体、薬剤、血