苦しいこともあるだろう。 云い度(た)いこともあるだろう。 不満なこともあるだろう。 腹の立つこともあるだろう。 泣き度(た)いこともあるだろう。 これらをじつとこらえてゆくのが男の修業である。 ──山本五十六 これは、旧日本帝国海軍の将校・山本五十六氏の言葉です。「男の修業(修行と表記される場合も)」というタイトルとともに紹介されることもあります。 含蓄のある言葉を数多く残した山本氏は、名言愛好家(?)界隈でも非常に人気が高く、なかでも「男の修業」は山本氏の箴言で一、二を争うほどファンの多いもののひとつ。経営者などビジネスパーソンが座右の銘として挙げることも少なくありません。 今回から4回、軍人・山本五十六氏の名言に触れながら、その魅力について掘り下げていこうと思います。 山本五十六氏は、1884(明治17)~1943(昭和18)年を生きた、エリート将校。1939年8月~1943年4月に
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