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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (27)

  • 恐竜化石の密輸で4人起訴、「とんでもない量」、米ユタ州

    恐竜の骨で作った彫刻。約5万ドル(約750万円)の値段が付けられていた。今回押収された、米ユタ州の公有地から違法に発掘された化石の1点。(PHOTOGRAPH BY BUREAU OF LAND MANAGEMENT) 米国ユタ州の連邦検察は2023年10月19日、大規模な恐竜化石密輸に関わった罪で4人を起訴したと発表した。 起訴状などによると、米国政府がユタ州に所有する土地から秘密裏に発掘された恐竜などの化石が、展示販売会などで売りさばかれたり、建築資材や宝石と偽って中国に輸出されたりしていた。違法な取引と虚偽の申告は2018年3月から2023年初めまで続いた。 「違法に掘り起こされ、商品に加工されたことによって、数万ポンド(1ポンドは約0.45キログラム)の恐竜の化石が科学的価値を失ってしまいました。未来の世代はもう、これらの化石から科学的探究と驚きを体験することはできません」と、ユタ

    恐竜化石の密輸で4人起訴、「とんでもない量」、米ユタ州
    hatomugicha
    hatomugicha 2023/10/26
    日本の考古学というか発掘って意味なら高度経済成長期に日本中で高層ビルなんかを建てた時に歴史的遺物が出てきてもお構いなく処分されているって話があったけどまあそんなもんだと思うし盗掘はダメだよね
  • お酒が女性をかつてないほど死なせている、男性に迫る勢い

    米国政府は、お酒を飲むなら女性の場合1日1杯までとするよう勧めているが、健康という観点からは、それ以下にするか、または全く飲まない方がいいと専門家は指摘する。(PHOTOGRAPH BY ARTUR WIDAK, NURPHOTO/GETTY IMAGES) 米フロリダ州タンパ在住の起業家でブロガーのジャスミン・シャルボニエさん(35歳)は、学生の頃から酒の量が多かった。30代前半にはテキーラ入りカクテルを1日に8杯飲む日が週に数回はあったという。昨年、酒を断とうとしたところ、離脱症状(禁断症状)に陥ってしまい、その時初めて事の重大さに気付いた。 アルコール関連の疾患で死亡する確率はいまだに男性の方が高いが、最近は男女の差が縮まっていることが最新の研究で示されている。女性も男性と同じように酒を飲むようになったためだ。 2021年の米国政府による調査で、過去1カ月の間にアルコールを摂取したと

    お酒が女性をかつてないほど死なせている、男性に迫る勢い
    hatomugicha
    hatomugicha 2023/09/11
    自分の周りで男性と女性で比べた時に女性はそもそもお酒を飲まないか飲み会みたいな場で付き合いで一杯頼んで飲み切らないって人が多いから性差が出るものなのか全く知らないけど女性はお酒を飲まないイメージはある
  • 木の根っこでつくられた「生きている橋」 インドの「神の庭」 写真19点

    インド北東部、メガラヤ州。「雲の住みか」という意味の名前を持つこの州では、モンスーンの季節になると、エメラルド色の谷や深い渓谷を雨水が勢いよく流れる。アッサム地方とバングラデシュに挟まれたこの高原は、地球でも有数の多雨地帯。その一帯に住むカシ族は、森に深く根ざした生活を営む。 近代的な建築資材が利用できるようになるずっと前から、カシ族は荒れ狂う川を超えて点在する村々をつなぐ巧みな方法を生み出していた。インドゴムノキの根を用いた「生きている橋」だ。(参考記事:「世界で最も素晴らしい橋12選」) 確かな支えとなるように、木は両岸に植えられる。そして、15年から30年ほどをかけて、竹製の仮の足場に沿ってその根を這わせ、橋をかける。やがて湿度と歩行により土が踏み固められ、根は絡まり合って太く、強くなる。完成した橋は、川や谷の5メートルから75メートル上にかかり、かなりの重さにも耐えられる。一度に最

    木の根っこでつくられた「生きている橋」 インドの「神の庭」 写真19点
    hatomugicha
    hatomugicha 2018/03/18
    近代の車両のような精製した重量物を運搬することを想定していないにしても強度に不安は残る構造だから、文化として大人数での移動や重量物の運搬を行わなかった民族なのかな。是非とも見てみたい
  • ブツブツ恐怖症の原因に新説、トライポフォビア

    熟したハスの花床と熟していないハスの花床。トライポフォビアのコミュニティーでは、ハスの画像がよく共有されている。(PHOTOGRAPH BY GEORGE GRALL, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 小さな穴の集合体を恐れるトライポフォビアの原因に関する新たな仮説が提示された。 言葉自体は聞いたことがない人もいるだろう。だが、トライポフォビアはインターネットで最も話題にのぼる恐怖症の一つかもしれない。ギリシャ語で「穴掘り」を意味する「トライポ」と、「恐怖症」を意味する「フォビア」を掛け合わせた造語で、小さな穴や斑点などの集合体に対する恐怖を意味する。(参考記事:「【閲覧注意】一挙紹介、子どもを背負う動物たち」) この言葉が米国で広まり始めたのは2009年。米ニューヨーク州立大学オールバニ校の学生が、この恐怖症であるかどうかを自己診断できるFacebookページ

    ブツブツ恐怖症の原因に新説、トライポフォビア
    hatomugicha
    hatomugicha 2017/07/18
    子供の頃に深い擦り傷の絆創膏を貼り変えていたら治る過程の毛穴がボツボツで物凄く気持ち悪かったのを今でも覚えているし、その頃はボツボツが気持ち悪い症候群も知らなかったしネットもなかった
  • 【動画】衝撃、子グマを食べるホッキョクグマ

    ホッキョクグマの共いは珍しいことではないかもしれないが、人間がその現場に遭遇することはめったにない。ここまではっきりとビデオに収められたのは、おそらく初めて。(閲覧注意:残酷な映像を含みます) オスのホッキョクグマが子グマをべてしまうという、残酷な一面をとらえた映像が公開された。 ホッキョクグマの共い行動は、北極地方の先住民の間では以前から知られており、1980年代から研究が行われている。主であるアザラシが海に出てしまって捕獲しにくくなる夏の終わりから秋にかけて、ホッキョクグマは子グマを捕対象にすると考えられている。(参考記事:「環境汚染でホッキョクグマのペニス折れやすく」) 「子グマ以外ほとんどべるものがなくなってしまうのです」と、カナダのアルバータ大学およびカナダ環境省所属の生物学者イアン・スターリング氏は言う。「実際の現場を映像に収めた例はめったにないのですが、共い自体

    【動画】衝撃、子グマを食べるホッキョクグマ
  • 植物はイモムシを共食いさせて身を守る、初の発見

    底なしの欲を持つイモムシから身を守るため、イモムシたちを共い行為に走らせる能力を持つ植物が存在する。(参考記事:「カマドウマの心を操る寄生虫ハリガネムシの謎に迫る」) オンラインジャーナル「Nature Ecology and Evolution」に発表された新たな研究によると、イモムシにべられそうになった植物は、防御反応として自分の味をひどく悪くする物質を発することがあるという。イモムシは、あまりのまずさに思わず仲間のイモムシをべてしまう。 「その防御効果は極めて高く、イモムシは葉をべることにストレスを感じるようになり、こんなものをべるよりは仲間をべたほうがましだと思ってしまうのです」と、米ウィスコンシン大学マディソン校の動物学研究者で、今回の論文を執筆したジョン・オロック氏は語る。論文によると、同種のイモムシを共いに走らせるこのような防御方法は、これまで知られていなかっ

    植物はイモムシを共食いさせて身を守る、初の発見
  • 【動画】子グマ2頭を乗せて泳ぐ母グマ、貴重映像 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    グリズリー(ハイイログマ)は北米に生息するヒグマの亜種で、ぎゅっと抱きしめたくなるようなペットではない。けれど、たくましい母グマがもふもふの子グマ2頭を背に乗せて湖を泳いで渡る様子を見ていると、そんな常識が揺らぐだろう。 子グマを背負って泳ぐ母グマの映像を撮影したのは、米国アラスカ南西部のウッド・ティクチック州立公園で働くデビッド・ローズマン氏だ。場所は公園内の湖だった。(参考記事:「キツツキに乗るイタチ、クジラに乗るイルカほか、動物おんぶ写真一挙掲載」) 「ボートでロッジに向かっていた私は、前方に何かが浮いていることに気がつきました。30メートルも離れていなかったと思います」とローズマン氏。 氏が公園で働くようになってから21年になるが、子グマが母グマの背に乗って川や湖を渡る姿を見たことは一度もなかったという。(参考記事:「【動画】子グマ3匹が川に流された!そのとき母は」) ヒグマはがっ

    【動画】子グマ2頭を乗せて泳ぐ母グマ、貴重映像 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • ヌーの大量溺死が川を育んでいた、研究発表

    アフリカの草原を毎年、大移動するヌーの群れ。その大量溺死が、タンザニアとケニアを隔てるマラ川の貴重な栄養源になっていることが判明、学術誌「米国科学アカデミー紀要」に発表された。 大移動の意外な脅威 ヌーは群れをなし、タンザニアとケニアにまたがるサバンナを、巨大な円を描くようにして移動する。その数は100万頭以上、距離は1600キロに達し、行く手にはワニやライオンといった捕者たちが待ち構えている。(参考記事:「動物大図鑑 ヌー」) しかし、陸上を移動するヌーにとって、意外にも大きな脅威となっているのが溺死。大挙してマラ川を渡る際、多くが流れにさらわれて命を落とすのだ。 毎年、100万頭以上のヌーが円を描くように東アフリカの草原を大移動する。その際、数千頭のヌーがマラ川を渡りきれずに命を落とす。(PHOTOGRAPH BY NORBERT WU, MINDEN PICTURES, NATIO

    ヌーの大量溺死が川を育んでいた、研究発表
    hatomugicha
    hatomugicha 2017/06/22
    生息域の移動が川魚の生態系に影響するとは中々想像できない
  • 27年一度も人と接触せず、ある森の「隠者」の真相 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    米メイン州オーガスタのケネベック郡上位裁判所に連行されるクリストファー・ナイト。彼は森の中にひとりで暮らし、所有者が不在の別荘で盗みを繰り返していた。(PHOTOGRAPH BY ANDY MOLLOY, KENNEBEC JOURNAL, AP) 1986年、20歳のクリストファー・ナイトは、米マサチューセッツ州の自宅から車でメイン州へ向かい、そのまま森の中へと姿を消した。彼は深い森の奥にテントを張って暮らし、近隣の別荘から盗んだものをべて生き延びた。30年近く、他人と会話をすることはなかったが、最後は障害者用のサマーキャンプ場に盗みに入ったところを逮捕された。 人は何をきっかけに世捨て人となるのだろうか。ナイトはただ単に、孤独を好む反社会的な人間だったのだろうか。それとも彼の行動のどこかに、我々が学ぶべき教訓があるのだろうか。「ナショナル ジオグラフィック」誌にも寄稿しているジャーナ

    27年一度も人と接触せず、ある森の「隠者」の真相 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    hatomugicha
    hatomugicha 2017/04/12
    窃盗が暴力行為とセットになっていると考えられているあたりかまアメリカっぽいと学んだ
  • 新種のカエルを発見、オタマジャクシにならず

    エクアドルで見つかった新種のカエル。長らく近親種のPristimantis ornatissimusと混同されてきたが、模様が異なっている。(PHOTOGRAPH BY JAIME CULEBRAS) エクアドルでカエルの新種が見つかった。しかし、すでに絶滅の危機に瀕している可能性が高い。 この新種は、長いこと近親種のPristimantis ornatissimusと混同されてきた。黄色と黒の体が特徴的な、よく知られたカエルだ。 新種のカエルを発見したのは、エクアドルのキトにあるサン・フランシスコ・デ・キト大学の進化生物学者フアン・マヌエル・グアヤサミン氏のチームだ。実は、このチームは新種を探していたわけではなく、既知の種を詳しく調べようとしていただけだった。 しかし、研究チームはあることに気づいた。北部の海岸地域チョコにすむカエルとアンデス山脈のふもとのカエルでは、体の模様に思わぬ違い

    新種のカエルを発見、オタマジャクシにならず
  • 南米で新種ヘビ3種を発見、1種は「冥界の番犬」

    エクアドルから発表された新種のヘビ3種の1つ、Atractus pyroni。新種を報告する論文に使われた正基準標だ。 (Photograph courtesy Alejandro Arteaga) ヘビの中で最も多様なサンゴヘビモドキ(Atractus)属に、新たに3種が加わった。そのうちの1種には、ギリシャ神話に登場する冥界の番犬「ケルベロス」の名が与えられた。 そのAtractus cerberusはこれと言って印象的な姿をしているわけではない。体の色は茶色と黄色で、長さは30センチほど。生息地は南米エクアドルにあるパコチェ野生生物保護区で、境界付近の森の岩や倒木の下に隠れるように暮らしている。 しかし、生息地からわずか数キロ先では、大規模な石油精製所の建設が2008年から始まっていて、約500ヘクタールもの森林が伐採され、丸裸になっている。この荒れ果てた光景を見て、研究者たちは黄

    南米で新種ヘビ3種を発見、1種は「冥界の番犬」
  • 絶滅と考えられていた犬、半世紀ぶり見つかる | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    南太平洋のニューギニア島で、絶滅したと考えられていたイヌ、ニューギニア・ハイランド・ワイルドドッグが再発見された。 最も希少な犬種のひとつであるこのイヌは、「歌う犬」として知られるニューギニア・シンギング・ドッグと同じ種または近縁種であるが、そちらは現在飼育下でしか生存していない。(参考記事:「犬は人が思っているよりもずっと”人間らしい”」) 2016年に自動撮影カメラでとらえられた100枚を超す写真には、オス、メス、子イヌを含む、少なくとも15匹の野生の個体が写っている。毛色で最も多いのは黄褐色だが、淡い黄色、赤茶色、赤褐色、黒地のものも見られ、模様の入り方もさまざまだ。 DNA調査によると、ニューギニア・ハイランド・ワイルドドッグは現存する最古の犬種のひとつであり、飼いイヌの主要な祖先のひとつである可能性もある。「半世紀以上たって再発見・確認されたことに興奮するのはもちろん、科学にとっ

    絶滅と考えられていた犬、半世紀ぶり見つかる | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    hatomugicha
    hatomugicha 2017/04/04
    物好きに密猟されないように保護する目処が立っていればいいのだけど
  • 歯の汚れが古代人の暮らしを解き明かす

    ヒトのDNAと細菌を含む化石化した歯垢。歯垢から、古代の文明の手がかりも得られるはずだ。 (Photograph by Siphiwe Sibeko, Reuters) 歯医者にとっては厄介なあるものが、考古学者にとっては喉から手が出るほど貴重なお宝だった。700年前の歯についた歯垢から、研究者たちがDNAを採り出すことに成功したのだ。古代の暮らしを知る手がかりになる。 歯石や歯垢、べかすといった、歯医者がかき落とす固まった歯の汚れには、古代人の歯や骨の25倍ものDNAが含まれている。形質人類学の専門誌『アメリカン・ジャーナル・オブ・フィジカル・アンスロポロジー』に発表された論文の中で、クリスティーナ・ワーリナー氏と共同研究者たちは、歯垢を研究に取り入れた経緯について詳述し、その手法を用いたからこそ、古代世界の情報を収集できたと述べている。 歯石は、人がまだ生きているうちから歯垢が固まっ

    歯の汚れが古代人の暮らしを解き明かす
  • メスを縛って交尾有利に、クモで判明

    動画:オスのナーサリー・ウェブ・スパイダー(Pisaurina mira)はメスに捕されないよう、メスを縛ってから交尾を行う。(説明は英語です)(Video courtesy of Alissa Anderson) 縄があれば縛る者あり――。クモの世界にも、交尾(交接)にあたりメスを縛るオスがいる。科学誌「バイオロジー・レターズ」に発表された最新の研究によると、緊縛によって交尾の時間が延び、より多くの精子を送り込めるため、オスが父親になれる可能性が高まることが明らかになった。 生物が交尾相手を魅了し、離さないための風変わりな方法はすでにいくつも知られているが、動物界で最も常識破りの愛し方をすると言われるクモが、今回の発見でその多様さを限界まで押し上げた形だ。(参考記事:「交尾の後にメスの交尾器を壊してしまうクモを発見」) 「だからクモの研究が好きでたまらないんです」と話すのは、今回の論文

    メスを縛って交尾有利に、クモで判明
  • 定説を覆す、異例だらけの新種クジラの生態

    マダガスカル島、ノシ・ベ沖のツノシマクジラの親子。手前にいる母親が餌をべている。(PHOTOGRAPH BY S. CERCHIO) 流線型のすらりとした体を持ち、日のクジラ学の第一人者であった大村秀雄氏の名にちなんで「オオムラクジラ」とも呼ばれるツノシマクジラ。新種のクジラと判明して10年が経っても、その全貌は謎に包まれたままだった。というのも、これまで生きた個体の目撃報告があっても不確かで、習性はおろか体の模様すらわかっていなかったからだ。 研究者たちは断片的な手掛かりをつなぎ合わせ、観察が困難なツノシマクジラの生態を解き明かそうとしている。マダガスカル島沖で最近行われた調査では、ツノシマクジラはエビに似た小さな生物を大量にべ、同様に「濁った海水」を口いっぱいに飲み込んでいることも確認されたが、この行動もまだ解明しきれていない。 米国ボストンにあるニューイングランド水族館の生物学

    定説を覆す、異例だらけの新種クジラの生態
  • 謎の古代文明の遺跡、最後の悲劇物語る遺物が続々

    「死者の姿」に見える彫刻の付いた器。考古学を学ぶ大学院生のアナ・コーエン氏が、発掘現場の中央部で作業を進める。ここから石でできたコンドルを囲むように儀式用の器が見つかった。(PHOTOGRAPH BY DAVE YODER, NATIONAL GEOGRAPHIC) まだ謎が多く、文明の名前も定まっていない先コロンブス期におけるホンジュラスの古代都市の遺跡から、貴重な石の遺物がこの数カ月でいくつも発見された。米国とホンジュラスの合同考古学者チームが、「ジャガーの街」と呼ばれる現場の中央にある大きな土塁の基礎部分から、200以上の彫刻物を発見したのだ。(参考記事:「中米ホンジュラス 密林に眠る伝説の都」) 遺物は同国東部のカタカマス近郊にある研究所にヘリコプターで運ばれていった。遺物の研究・保管のため、先ごろ開設された施設だ。(参考記事:「謎の古代文明の遺跡、ホンジュラス政府が保護へ」) 「

    謎の古代文明の遺跡、最後の悲劇物語る遺物が続々
  • 「アイスマンにピロリ菌発見」が意味すること

    「アイスマン」の手を研究者がそっと持ち上げる。凍結した5300年前のミイラを解剖する貴重な機会だ。アイスマンは40代~50代の健康な男性で、肩に矢を受けて殺されたことがCTスキャンにより判明している。(PHOTOGRPAH BY © EURAC, MARION LAFOGLER) 5300年前に氷づけになったミイラとして知られる「アイスマン」。発見された場所にちなんで「エッツィ」とも呼ばれるこの男性の胃の残留物について新たにDNA分析を実施したところ、ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)が見つかった。しかも、それは現代ヨーロッパ人には見られないタイプの細菌株だった。(参考記事:2007年7月号特集「アイスマン その悲運の最期」) ピロリ菌は世界中で多くの人の胃にすみついている菌で、胃潰瘍や胃がんの原因になる。科学誌「サイエンス」に1月7日付で発表された研究結果によると、アイスマンから検出され

    「アイスマンにピロリ菌発見」が意味すること
  • サメが広大な海を回遊できる理由が明らかに

    海に戻したカリフォルニアドチザメを見守る船上のアンドリュー・ノザル氏。(PHOTOGRAPH BY KYLE MCBURNIE) 広大で、どこを見ても同じような景色に見える海の中で、サメたちが正しく目的地へと到達できるメカニズムはずっと謎だった。今月、サメが「航路」を決める手がかりの一つが匂いらしいことが、科学誌「PLOS ONE」2016年1月6日号の論文で発表された。この研究によれば、サメは嗅覚を頼りに、深海の中で進むべき方向を見つけ出すのだという。 長距離を移動するサメは多い。実際、ホホジロザメは、ハワイからカリフォルニアまで移動するし、ネズミザメはアラスカ沿岸と太平洋亜熱帯海域の間を回遊している。 これまで研究者は、サメは匂いや地球の磁場を手がかりに回遊すると推測はしていたが、肝心の証拠と言えるものがなかった。(参考記事:「“ホホジロザメ追跡”がネットで話題に」) 匂いをたどって里

    サメが広大な海を回遊できる理由が明らかに
    hatomugicha
    hatomugicha 2016/01/12
    海水の匂いなのかな
  • 第40回 帰ってきた断眠療法―眠らずにうつ病を治す

    先回、不眠やリズム障害などの睡眠問題がうつ病の発症や再発のリスクを高め、治療の足を引っ張るという話を紹介した。ナショジオのfacebookページでも、「自分もうつ病の不眠で苦労している」「うつ病を治すためには眠ることも大事なのですね」など多くの嬉しいコメントをいただいた。 そして(それにもかかわらず?)今回のテーマは、患者さんを眠らせないことでうつ病を治療する、人呼んで「断眠療法」である。このどんでん返しは何なんだ! と呆れている読者もおられるかもしれないが、歴史も実績もある有名な治療法なのでうつ病と睡眠つながりで是非ご紹介したいと思う。

    第40回 帰ってきた断眠療法―眠らずにうつ病を治す
    hatomugicha
    hatomugicha 2015/12/25
    精神疾患と睡眠障害は根深い関係にあるから、眠れる人を眠らせない事で変化はあるのかもしれないけど、良い治療法と思うには根拠が少ない
  • ヘビのウロコに「剥がれない潤滑油」、初の発見

    カリフォルニアキングヘビ(Lampropeltis californiae)の体は、わずか数ナノメートルの厚さの潤滑油で覆われていることが明らかになった。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 体をくねらせて滑らかに這うヘビの驚くべき秘密が明らかになった。ウロコの表面が極めて薄い潤滑油でコーティングされていたのだ。 この発見は、12月9日付の「Journal of the Royal Society Interface」誌で発表された。研究論文によると、コーティングの厚さはわずか数ナノメートルで、人間の髪の毛の直径の数万分の1しかないという。ヘビの不気味な滑らかさを見事に解明しただけでなく、新しい工業用潤滑剤やコーティング剤のヒントとなり、ヘビ型ロボットのデザイン改良にもつながると期待される。 米アトランタ動物園

    ヘビのウロコに「剥がれない潤滑油」、初の発見