頑張っていない人への「頑張って」。 頑張っている人への「頑張って」。 どちらでもない人への「頑張って」。 『頑張る』とは、困難にめげないで我慢してやり抜く、と辞書にありました。単純に考えると「困難にめげないで」「我慢してやり抜いて」と同じ意味になります。「頑張って」と言われて「よし、頑張ろう!」となるとしたら、どんなときでしょうか? 本人が精一杯やりきったと感じているのに「頑張って」と言われたら、きっと苦しくなってしまいます。「これでもまだ足りないのか…」。本人はやりきれていないけれど、頭ではやりきらなきゃと思っている。そこに「頑張って」。「言われなくても分かってるよ…」。本人はやりきるつもりがなかったら「頑張って」は無意味です。 相手に何か変化を求めるのであれば、本来は具体的な声をかけるのが自然です。「会社としては案件を増やしたいんだけど、君の業務をどう調整したらこなせるか一緒に考えても