調査会社の米comScoreは6月17日、4月の米動画配信利用状況の調査結果を発表した。動画閲覧回数の合計は110億回で、うち40億回以上を米Google傘下のYouTube.comでの閲覧が占めたという。 4月の動画閲覧者数は、米ネット利用者全体の71%に当たる約1億3500万人。閲覧者1人当たりの平均閲覧時間は228分だったが、最も閲覧時間の長い18~34歳の層では、1人当たり287分に上った。 サービス運営企業別の閲覧回数では、引き続きGoogleが首位で、37.9%のシェアを獲得。うち98%以上がYouTubeでの動画閲覧だった。以下、MySpaceを擁するFox Interactive Media(シェア5.1%)、Yahoo!(3.2%)、Microsoft(2.4%)と続く。 サイト運営企業別米動画閲覧回数(2008年4月) 順位 企業名 閲覧回数(単位:百万回) シェア(%