アヌシェイ・フセイン 著 堀越英美 訳 四六判並製 342頁 定価:2,200円(本体2,000円) 978-4-7949-7334-4 C0036〔2022年10月〕 臨床試験で女性が排除される、 コロナ禍でマイノリティの人々が受ける影響、 アメリカで中絶の権利が争点になる理由は 著者がアメリカで出産したとき、彼女は死にかけた。痛み止めが効いていないと訴えても無視された。痛みを証明するために手術台まで歩くように言われた。彼女はこの医療トラウマ体験をきっかけに、女性の痛み、特に有色人種の訴えがまともに受け止められない事実を、あらゆるデータ・記事・証言をもとに執筆した。さらにコロナ禍で女性、マイノリティの人々が受けた甚大な影響も考察する。 初期設定が男性になっている現状は、医療ケアにおいても例外ではない。「女の痛み」が軽視されている事実と、医療ケアにおける性差別・人種差別に切り込むノンフィク
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