IT産業を中心に経済成長を続け、「経済大国」への道を歩むインドだが、実は国民の半数が自宅で排尿・排便ができない「トイレ難民」だという。その数は実に約6億2千万人。そこで街中で立ち小便する男たちに対し、放水を浴びせる団体が登場した。国連児童基金(ユニセフ)は「うんちは屋内で」と題したキャンペーンを展開。さらに屋外トイレでは男女が隣り合わせで用を足すこともあり、レイプの温床となっているとの指摘され、先の総選挙でもトイレ不足が話題となったという。(大谷卓)線路脇で、街中で立ちション、排便は当たり前… 「何よりもまずトイレを、寺院建設はその後で」 英フィナンシャル・タイムズやハフィントン・ポスト(いずれも電子版)によると、5月16日開票のインド総選挙で勝利したインド人民党(BJP)の首相候補だったナレンドラ・モディ氏(現首相)はある会議の席上、こう述べたとされる。 BJPは、ヒンズー教至上主義との
![【大阪から世界を読む】「立ち小便」を放水で撃退、6億2000万人がトイレのない“IT・経済大国インド”の実態…疾病、性犯罪の温床にも(1/4ページ) - MSN産経west](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7ac03fec30a0136fdad137d84a81c35f6eaab78e/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fsankei.jp.msn.com%2Fimages%2Fnews%2F140609%2Fwaf14060907000001-p1.jpg)