℃-uteの解散や嗣永桃子の卒業が続き、大きな転換期を迎えたハロー!プロジェクト。今後の動向に注目が集まる中、ハロプロのけん引役として期待されるアンジュルムの新メンバー・笠原桃奈に胸の内を語ってもらった。 研修生時代には辞めようと思った。アンジュルムへの加入は運命の巡り合わせ ――研修生時代には「Hello! Project研修生発表会2016~春の公開実力診断テスト~」(2016年5月5日)でベストパフォーマンス賞も獲得しましたが、当時を振り返る中では自分なりの苦労もありましたか? 笠原:研修生時代は出番が少なくて、先輩たちのバックダンサーに付いたこともなかったから自分を「落ちこぼれ」と思っていたんですね。でも、そのときに勇気付けられたのがアンジュルムの『ドンデンガエシ』でした。 研修生は先輩たちのリハーサルを見学する機会があるんですけど、たまたま初めてその曲を見たときに「このままでは終