羽田空港で11日、敷地内に複数の犬が入り込んでいるのが見つかり、滑走路に近づいたため、旅客機が着陸をやり直しました。12日朝にかけても滑走路に近づくなどしたため、合わせて10便に遅れが出るなど運航に影響が出ていて、空港では犬の捕獲に全力を挙げています。 滑走路は閉鎖されませんでしたが、この影響で午後4時すぎに大分から来た日本航空の1便が着陸をやり直しました。さらに、その後も犬が滑走路周辺にたびたび近づくなどしたため、12日午前8時までに羽田を出発する合わせて10便に最大10分ほどの遅れが出ました。犬は少なくとも4匹確認されていて、今も捕獲できていないということです。 羽田空港は赤外線センターのついた高さ3メートル以上のフェンスで囲まれ、各ゲートには24時間態勢で警備員が配置されていますが、今のところ、どこから犬が入り込んだのかは分かっていないということです。 東京空港事務所は「今後、運航に