大洗町へ出かけた帰りに、さいたまトリエンナーレへ行ってきました。埼玉のいくつかのエリアで開催中のイベントですが、ひとつに絞って岩槻市の旧民俗文化センターへ。作品がわりかし集まっている、というのと、目当ての作家がいたからです。 あまり"行った"という声を聞かないので、どうなのかなと思っていたところ。駅からは無料バスが出ていて、これでは来場者がお金を落とさないのでは、など余計な心配までしましたが、実際行ってみると、好きな作品もぽつぽつあり、日常を遠くした空間も良かったです。 マテイ・アンドラシュ・ヴォグリンチッチ《無題(枕)》 野外にあるインスタレーション作品は、撮影もネタバレ言及もダメ、ということで感想だけ書きますと、この日は午後からの雨で、作品は鑑賞するだけと言われてしまい残念でした。でも雨上がりの夕方、空気は澄んで斜陽は美しく、とても幻想的な光景。これはこれで幸運だったかな。 建物内は一