マーケティング戦略の方法論は色々とありますが、中でも重要なのは「簡略化」だと思います。 マーケティング戦略を立てる際に検討すべきことは、非常に数多くあります。 例えば、お客様の動向や課題・ニーズ、競合他社の動向、市場の動向や市場規模、その他の様々な外部要因、自社の商品やサービスの現状、予算、自社の全社戦略、等々です。ここに挙げた一つ一つも、さらに膨大な要素が関わっています。 よく「戦略とは、捨てること」と言われますが、この意味するところは、膨大な要素の中で、望ましい結果を得るための必要最小限数の要素(=パラメーター)を見極めて設定する、ということです。 従って、マーケティング戦略で必要なことは、これら設定した要素をどのようにコントロールするのか、シンプルで骨太な戦略を立てることです。 なぜ、シンプルで骨太な戦略が必要なのでしょうか? マーケティングと学術的研究が決定的に異なる点は、マーケテ