新たな「防衛計画の大綱」に向けた与党の作業チームは、自衛隊最大の護衛艦「いずも」を「多用途運用護衛艦」として改修し、事実上「空母化」することについて、専守防衛の範囲での運用を文書で明確にすることなどを確認し、導入を了承しました。 こうした中、11日の会合で政府は、自衛隊最大の護衛艦「いずも」を改修して、「空母」の役割も担わせる「多用途運用護衛艦」には、短い滑走路でも離陸し、垂直に着陸できる最新鋭のステルス戦闘機、F35Bで構成する部隊は、常時搭載しないなど、「攻撃型空母」とは異なると説明しました。これを受けて、与党側は、従来の政府見解に基づいた専守防衛の範囲での運用を文書で明確にすることなどを確認しました。 そして、「『攻撃型空母』にはあたらないことが明確になった」として、事実上の「空母化」を含む、新たな「大綱」の骨子を了承しました。 また、会合では、来年度から5年間の、具体的な装備品の整