ナゴルノカラバフとアルメニアを結ぶラチン回廊に配備されたロシアの平和維持軍(2022年12月26日撮影)。(c)TOFIK BABAYEV / AFP 【12月27日 AFP】アルメニア人のルザン・ホバニシャンさん(39)は、アゼルバイジャン内の係争地ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)とアルメニアを結ぶ唯一の道路がアゼルバイジャン側に封鎖されたため、ナゴルノ在住の家族に会えないまま新年を迎えることになるのではないかと心配している。 アルメニア系住民が多数を占めるナゴルノは、ラチン(Lachin)回廊でアルメニアと結ばれている。しかし、アゼルバイジャンの活動家が今月12日、回廊を封鎖。ナゴルノの鉱山で「違法採掘」が行われており、環境が汚染されているというのがその理由だった。 「家族は皆、ステパナケルト(Stepanakert)にいるのに」と、ホバニシャンさんはナゴルノの主要
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