北朝鮮の公開処刑が頻繁に、人権団体が明かす 【ソウル26日聯合】2000年代に入り頻度が落ちていた北朝鮮の公開処刑が、最近になり頻繁に行われている。人権団体「良き友人」のイ・スンリョン平和人権部長が26日に明らかにした。イ部長は同団体主催で開かれた北朝鮮の人権報告書発表会に先立ち配布した資料を通じ、公開処刑が党の指示に背いた人を断罪し、国の方針に背いてはならないという住民向けの宣伝に依然として使われていると主張した。最近では人身売買や殺人の犯人に対し公開処刑が実施されており、特に企業や外貨稼ぎ組織の代表のうち、検閲で罪が明らかになった人には非常に残酷な方法で公開処刑が行われているという。先月には平安南道順川で15万人の住民と幹部が集まる中、犯罪者1人に銃弾90発を打ち公開処刑された例があった。イ部長は、こうした残酷な方法による公開処刑は今年に入り急増していると懸念を示している。 北朝鮮当局