テーム・インパラのフロントマンであるケヴィン・パーカーは、新たな音楽性を示す今回のニュー・アルバムについて、自身の音楽の好みが広がったことでアルバムにも多様性が生まれたと説明している。 彼らのサード・アルバム『カレンツ』は、お馴染みのサイケデリックな曲調はもちろん、エレクトロ・ポップ、ディスコ・ロック、ニュー・ロマンティクス、ヨット・ロックの領域にも足を踏み入れている。 ケヴィン・パーカーが、今週の雑誌版『NME』に語ったところによると、彼とバンドメンバーたちは「これまでとは違った視点で世界を体験」しており、また「過去に馬鹿にしていたタイプの曲を好きになることに、後ろめたさを感じるべきではないということに気づいた」という。 「以前はポップ・ミュージック的な要素を拒絶していたんだ。僕自身のアイデンティティを表現するには大げさすぎると感じていたからね。でも今は、ポップ・ミュージックもいい芸術性