中国が東中国海(東シナ海)大陸棚の限界延長線を200海里圏外に拡大し、韓国の大陸棚の延長線と重なるよう引いた後、これを国連に提出したことが分かった。韓中両国が主張する大陸棚限界延長線が重複したのは初めてだ。 23日の国連大陸棚限界委員会(COCS)ホームページによると、中国は14日、日本の沖縄トラフまで中国大陸棚が続いているという主張を反映した公式資料を提出した。8ページにわたる「中国東海部分海域200海里外大陸棚外部限界画定案」という資料で、中国政府は大陸棚の限界線を沖縄トラフの東北側から西南側に斜めに引いている。中国側の限界線は北緯27.99-30.89度、東経127.62-129.17度にまたがる。 韓国政府が09年5月にCLCSに提出した大陸棚限界関連予備文書で明らかにした大陸棚の限界(北緯28.60-30.58度、東経126.56-129.15度)と相当部分が重なる。中国政府は0