近年の都心回帰で東京のベイエリアにはアホみたいなタワーマンションが雨後の筍の如くニョキニョキ生えてきていて、特に豊洲だの勝どきだのは富裕層に人気の高い住宅地となっている。震災で地盤沈下や諸々のリスクが認識された後でも、便利な都心でのタワマン暮らしというのは強力なステータスシンボルなのには違いなく、見栄っ張りな方々の人気に支えられ、状況はそれほど変わりがない。 地下鉄有楽町線に乗って東の果てに行くと終点の新木場駅があり、主に京葉線からの乗り換え客で通勤時間帯にはごった返している訳だが、今回我々がやってきたのはその一つ手前の「辰巳駅」。駅の名前だけ挙げると、その存在はひたすらマイナーである。皇居から見て南東(辰巳)の方角にあるからこの地名が付いた、という事も、そもそも辰巳に何があるのか知らない人も多いのではないだろうか。この辰巳駅の周辺もそんなタワマン新興高級住宅地化が進むエリアの一画を辛うじ
![タワマン乱開発の影で高齢化進行中「辰巳団地」の取り残され具合がヤバイ件 - 東京DEEP案内](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3a40f3c8401e5f54212fc923bc8014a22b2464ef/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi0.wp.com%2Ftokyodeep.info%2Fwp-content%2Fuploads%2F2013%2F12%2Fc86f67674a7527a8cfbe546bdceb867e.jpg%3Ffit%3D799%252C533%26ssl%3D1)