極辛カレーで有名な大沢食堂(文京区本駒込)が5月28日(火)の営業をもって惜しまれながら閉店した。近々閉店の噂を聞きつけ、ファンは連日列をなした。 店主の大沢昇氏(70)は極真空手、ボクシング、キックボクシングで活躍し、身長155cmの小兵ながら、1968年、全日本キックボクシング協会のバンタム級初代王者となり1973年30歳で引退。キックボクシングの戦績は67試合中、KO勝ちが50試合と驚異の強さを誇った。引退後、大沢食堂を始め、以来40年、グローブをフライパンに変え厨房で腕を振るい続けた。 現役当時、多くのムエタイ選手をKOしてきた大沢氏だが、店を開店してからも食べに来たタイ人を辛さでKOしてしまうほどの「極辛カレー」(写真)を開発。 チャレンジャーが毎日のように現れ人気を博した。 閉店の理由としては年齢による引退、としているが厨房の機敏な動きからは年齢の衰えは感じさせない。 閉店後、