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ブックマーク / mm.hyuki.net (7)

  • 教えるときの二刀流(教えるときの心がけ)|結城浩

    ※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです。 こんにちは、結城浩です。 「教えるときの心がけ」のコーナーです。 このコーナーでは「教える」という言葉をかなり広い意味で使っています。このコーナーでのお話は、先生が生徒に教える場面だけではなく、会社で上司が部下に教えたり、先輩が後輩に教えるという場面にもあてはまると思います。それから、親が子供に教える場面(逆に子供が親に教える場面)にもあてはまるでしょう。 説明の都合上「教師」と「生徒」という表現を使いますが、あなたの立場に応じて、自分が教える場面の役割に読み替えてくださいね。 今日は「教えるときの二刀流」という話をしましょう。 ●教えるときの二刀流 「教えるときの二刀流」というのは、 相反する(あいはんする)二つのものを使って教える という技法のことです。二刀流(にとうりゅう)というのは、剣士が右手と左手の両方に刀を持ち、両方を使う流

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    hdkINO33 2021/10/03
  • 嫉妬の感情と執筆の動機(本を書く心がけ)|結城浩

    質問同じ業種の他の人が成功しているのを見聞きしたとき、嫉妬や後悔を抱くことはありますか。 回答正直に書きますが、他の人が成功しているのを見て、嫉妬や後悔を感じることは滅多にありません。 いま「そういう状況ってあったかな?」と思い出そうとしてみましたが、思い出せませんでした。 「ああ、こうすればよかった!」と後悔することはたまにあります。でもそれは自分の判断ミスを後悔している状況であって、他人との関係で後悔しているわけではありません。「ああ、こうすれば、あの人がいま手にしている成功は、私のものだったのに!」という感情を抱くことは少ないようです。 * * * このように書くと、もしかしたら聖人君子のように聞こえるかもしれませんが、そういうのとは違います。嫉妬や後悔を超越して悟っているわけではないのです。 語弊があるかもしれませんが、私は、他人に対しての関心が薄いのかもしれません。 仕事の上で「

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    hdkINO33 2021/03/07
  • 自分の「上位互換キャラ」が出てくると逃げてしまう|結城浩

    質問私は「希少価値で価値を高める」というタイプですが、自分の「上位互換キャラ」といえるような人が出てくると、たちまち恥ずかしくて何もできなくなってしまいます。 どのように自分と向き合えばいいでしょうか。 結城浩のメールマガジン 2018年9月11日 Vol.337 より回答ご質問ありがとうございます。 お気持ちはよくわかります。自分があるニッチな特性を持っていて、その特性が希少であることで価値を保っていた。でも自分と同じ特性を備えている人が現れて、しかも自分よりも「強い」となると逃げたくなったり、シュンとしてしまうものです。 率直にいうと、希少であることで価値を高める戦略というのはある種の幻想ではあります。というのは、どんなにニッチだと思う場所をねらったとしても、それは結局「自分が見ている範囲に限ってはニッチ」ということですから。 いずれにせよ、実力をつけるか、神経を太くするか、上位互換な

    自分の「上位互換キャラ」が出てくると逃げてしまう|結城浩
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    hdkINO33 2021/01/21
    “たとえば、自分ではなくて、自分の好きなものに意識を向ける。「自分はどう見られてもいいや。この好きなことを追求しよう」と開き直る。「自分を忘れる」というのは、そういう意味です”
  • 理解は複雑なプロセス(学ぶときの心がけ)|結城浩

    理解の話。 ある先生からこんなエピソードを聞きました。 勉強がよくできる中学生が「確率」で引っかかり、どうしても納得がいかず、前に進めなくなり、次第に成績も落ちてきた。先生に勧められて『数学ガールの秘密ノート/場合の数』を読んだあと、急に理解が進み、結果的に成績も回復した。うまく説明できないけど、何かを悟ったらしいです。 もちろん、著者としてそういうエピソードはうれしいですが、この話を聞いたとき結城は別のことを考えていました。それは、いくら成績が良い生徒でも、何かに引っかかって理解が進まなくなるという現象はよくあるということです。 何かに引っかかり、理解が進まなくなるというのは、必ずしも人が悪いわけではありません。能力が低いわけでも、そのときの教師が悪いわけでも、教え方や課題が悪いわけでもないことがあるのです。 まじめに数学に向かう人や、ほんとうに理解したいと願う人の場合は特に、理解が進

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  • 完全な文章は書けない(文章を書く心がけ)|結城浩 / Hiroshi Yuki

    ※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです。 こんにちは、結城浩です。 「文章を書く心がけ」のコーナーでは、文章を書くときに心がけたほうがよいことをピックアップしてご紹介します。 今回は「完全な文章は書けない」という話をしましょう。 ●自分の気持ちと文章のずれ実は先日、私は家内のメール文を代筆することになりました。所属しているお友達グループに対して、家内がちょっぴりオフィシャルなメールを書く必要があったからです。 「あなた、文章書く仕事をしてるんだからお願いね」 という顧客(?)からの依頼を受けて「よっしゃ」と腕まくりをして、ぱたぱたメールを書きました。15分ほどで書き上げて「できたよ」と家内に渡します。自分としては「あら、もうできたの!さすがね!」という家内の反応をひそかに期待していました。 しかし、メールを一読して家内が言ったのは、 「…何だか、私の書いた文章じゃないみたい。

    完全な文章は書けない(文章を書く心がけ)|結城浩 / Hiroshi Yuki
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    hdkINO33 2020/02/10
  • 教師が、生徒を、あえてつまずかせてもいいだろうか?(Q&A)|結城浩

    ※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです。 こんにちは、結城浩です。 「結城メルマガ」読者さんからの質問に答えるコーナーです。 …とはいっても、この「Q&A」のコーナーでは、結城が教師でみなさんが生徒、というわけではないですよね。このコーナーは読者のみなさんとの「対話」の場なのかもしれません。 みなさんから「質問」という形で話しかけていただき、それに対して「解答」するのではなく「回答」する。 読者さんから投げてもらったボールを結城が受け止め、こんどは結城からボールをお返しする。そんなコーナーといえるでしょう。 質問は、必ずしも読者さんからの文章そのままではありません。結城が編集したり、複数人の質問を一つにまとめたりする場合があります。ご了承ください。 ●質問 結城メルマガを、ただ読み飛ばすだけではもったいないと思い、時間が取れた休日にまとめて読むことにしました。 ひとつ質問です。

    教師が、生徒を、あえてつまずかせてもいいだろうか?(Q&A)|結城浩
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    hdkINO33 2019/03/13
    “フォローをきちんとするためには、前もって十分に計画した上で生徒を「つまずかせる」ことが必要になります。ふと思いついた問題で生徒を「つまずかせる」ようではうまく行きません。”
  • やればいいだけのことなのに、なかなか取りかかれない。どうすればいい?(Q&A)|結城浩 / Hiroshi Yuki

    ※ほぼ半分を無料公開しているノートです(結城メルマガVol.142より) こんにちは、結城浩です。 「結城メルマガ」読者さんからの質問に答えるコーナーです。 質問は、必ずしも読者さんからの文章そのままではありません。結城が編集したり、複数人の質問を一つにまとめたりする場合があります。ご了承ください。 ●質問はじめまして。 結城先生のメルマガで質問を受け付けているということなので、質問させていただきます。 自分は大学院生で数理系の研究をしています。あまり詳しく書くと身バレする可能性があるので詳しくは書きません。 論文を毎日読まなければなりません。それを踏まえて自分の研究を進めなくてはいけません。自分の研究といっても題材はすでに決まっていて、あとは論文を読み、方向性を決めて進めばいいのです。 でも、やればいいだけのことがなかなかできなくて困っています。つい、ネットで時間をつぶしたり、論文を手に

    やればいいだけのことなのに、なかなか取りかかれない。どうすればいい?(Q&A)|結城浩 / Hiroshi Yuki
    hdkINO33
    hdkINO33 2018/08/15
    「やる気はないが、とりあえずエディタを起動する」という話を思い出す
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