近年、欧米のトレンドを追うように、日本でもクラフトビールが20~40代を中心にブームが起きている。これまでの喉ごし爽やかなピルスナーは、どんな食事にも合う万能ビールだが、それだけではなく、やや重たいが味わい豊かなペールエールや、ベルギータイプの白ビールなどが徐々に日本人の喉にも浸透してきた。 国内ビール大手もピルスナー一辺倒からの脱却を掲げるなど、日本のビール市場は転換期を迎えているともいえる。海外大手も、これまで日本市場はあまりにもドメスティックであるとして、投資を控えていたが、近年、日本市場への投資を本格化させている。世界No.1ビール企業であるアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABInbev)の日本における方針について伺った。 〈CMディレクター 榎本岳也氏インタビュー〉 ――2015年に日本法人を設立した背景は。 榎本 2015年5月に日本法人を設立した。その背景にあるのは、まず日
![「日本にプレミアムビール根付かせる」/世界No.1ビール企業・ABインベブ 日本における方針 | 食品産業新聞社ニュースWEB](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e74a9633c92c4b006b11cfbbe543e99bea26433b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.ssnp.co.jp%2Fuploads%2F2022%2F08%2F180508inbeb-2.jpg)