アニメの美少女キャラクターを裏地にプリントしたスーツを大阪の服飾関係者らが開発し、マニアの間でちょっとした話題になっている。オタク用語でいわゆる「痛(いた)スーツ」と呼ばれる代物で、特殊加工技術を用いるため高いもので50万円もするが、注文が相次いでいる。オタク業界ではこれまで「痛車(いたしゃ)」や「痛パソコン」「痛ギター」などの“痛グッズ”が話題に。さらにメイドや聖地巡礼、ご当地アイドルなどアニメから派生したブームや現象も多くあり、今や「オタク文化」は日本の現代カルチャーを語る上で欠かせない存在となっている。(格清政典)痛々しいスーツ? オタクやアニメファン以外はあまりなじみのない「痛い(イタイ)」という言葉は、「場違い」「恥ずかしい」「情けない」といった言動を表現するときに使う俗語。「痛い話」とか「痛い格好」といった具合に使う。 そこから派生して、美少女キャラのシールをボディーに貼ったマ