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2007年1月4日のブックマーク (3件)

  • PCゲームと恋愛シミュレーションと、そのコンシューマー化について考えてみた

    左から吉田氏、東氏、浦野氏、芝村氏 「わが国におけるPCゲームの現状と今後の展望―恋愛SLG市場の成熟と家庭用ゲーム機への移植を中心に―」と題したこのセッションには、東京大学大学院情報学環の吉田正高氏、哲学者、批評家の東浩紀氏、アルケミスト代表取締役の浦野重信氏、ベックの芝村裕吏氏が参加した。 キャラクターが記号化して差別化できなくなり喪失へ向かうのか? まず吉田氏は、PC向けの“恋愛シミュレーション”ができあがってきた過程について解説。当初、1980年代前半の「マイコン」時代には制作者≒プレーヤーであったのに対し、PC環境が成熟するに従って、1984年の「ザース」(エニックス)、「WILL」(スクウェア)など、RPGゲーム性にアニメ絵的な表現が加わり、世界観のビジュアライズが進行してきたと語る。 やがてグラフィック機能の発達とともに“アダルトゲーム”が登場する。そして90年代に入り、飛

    PCゲームと恋愛シミュレーションと、そのコンシューマー化について考えてみた
  • www.さとなお.com(さなメモ): 「ためしてガッテン」鮨スペシャル

    昨晩、1時間半の鮨特集だっつうんでNHK「ためしてガッテン」を見ていたら、途中から「すし與兵衛」の鈴木信夫さんが出てきてほぼオンステージ。うわ〜とひっくり返って驚いた。つか、物怖じせず緊張せず、いつもの鈴木さんであった。演技もうまいうまい。握る手も震えてない(笑) 見事な男ぶり。さすが。 番組の内容はなかなか画期的で、日人の「鮮度&素材信仰の鮨観」を壊してくれるもの(快哉!) なにしろ「大間の最高級生まぐろ+金賞受賞のこしひかり」で握った鮨が、「スーパーの冷凍まぐろ+古米7割のブレンド米」で握った鮨に、一般人のべ比べ投票で負ける、というところから番組が始まるのである。 で、鮨のルーツを探ったあと、科学の目を使って、酢が魚の旨みを増やし魚が米のうまみを増やす握りの技(押し寿司の秘密)、タネと酢飯が剥がれない一体感がいかに大事かという事実、優れた職人が握りの中に空洞を作っている様子をMRI

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    head 2007/01/04
  • 空中キャンプ -「生き延びるためのラカン」/斎藤環

    ラカンというのはフランスのおっさんで、自称フロイトの一番弟子である。もう死んでしまった。死んでからも、いろんな人に悪口をいわれて、親切なジャック・デリダが、「あの人はかわいそうな人だったんだから、そんなこと言ったらだめですよ」とたしなめた。すごい天才だったという。天才というのはおおよそのところ、かわいそうな人生を送るものではないかとわたしはおもう。 たしかにラカンはすごい。まずの値段がすごいとおもう。「セミネール」(十三巻)は、それぞれ五千円、「エクリ」(三巻)は一冊が七千円ていどする。まったくもってふざけた道楽である。買えませんよ、そんなに値の張るを。しかも超難解ときているのだから始末がわるい。そんなお金を払って買ったの感想が、「なにが書いてあるのかわからなかった」では、あまりにもむくわれない。「昭和むくわれない音頭」をうたってさしあげようかしら。ラカンに。 それでも、ふだん、いろ

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    head 2007/01/04