10月30日に、レヴィ=ストロースは亡くなった。100歳である。知的にも身体的にも傑出していたのだなあ。 内田樹のブログに、レヴィ=ストロースの同時代には、 アルベール・カミュ、ジャン=ポール・サルトル、シモーヌ・ド・ボーヴォワール、モーリス・メルロー=ポンティ、モーリス・ブランショ、ジョルジュ・バタイユ、ジャック・ラカン、ミシェル・フーコー、ロラン・バルト、レイモン・アロン、エマニュエル・レヴィナス・・・ この人たちがほんとうに狭い知的サークルにひしめいていたのである。 とあった。 ある時代のある地域に、これだけの人たちが生きていたということのすごさ。とんでもないことだ。 渡辺公三『闘うレヴィ=ストロース』は、出版の時期から言って、もちろん死去をきっかけにしての企画ではないが、結果としてその死の直後に出版された。 帯に、「第一人者による最良の入門書」とある。確かに読み応えのある、内容の濃
渡辺公三『闘うレヴィ=ストロース』(平凡社新書)を読んだ。 レヴィ=ストロース生誕100年に向けて準備していたけれど完成が 遅れ、出版されたタイミングはちょうど逝去直後だったという… 結果としてそうなってしまった本。 新書の容量のなかで、レヴィ=ストロースの長ーいキャリアを辿る となると、当然駆け足にならざるを得ないんだけれど、おおまかな 仕事内容はつかめるように構成されています。…まあ、私は頭が 悪いので、入眠剤としてちょうど良い本でもあったということを 正直に告白しておきましょう(笑)。 若い時代には、社会主義に傾倒していたんだなあ。初めて知りまし た。 思想的に大きな意味では変節や転向をせず、後の仕事にもつながっ ていったというのは…結果的なものであるにせよすごいことです。 100年間、ブレないのだからι * 読んでいて個人的に思ったのは…料理が嫌いで、衣食住に基本的に 興味がなく、
去年末に諸富先生に ゆかい村の寄合に来ていただいてから、 数ヶ月!!! なんと、 書籍の最後の最後のオオトリに、 ゆかい村のご紹介をいただきました♪ 諸富先生は、 明治大学の教授で、 日本トランスパーソナル学会の会長で、 カリスマカウンセラーとして、 多数の書籍を書かれていて、 なんとっ! 本書籍で101冊目とご連絡をいただきましたっ! ひゃくさつって、 すごい冊数ですね・・・♪ 驚きです。 ゆかい村の中でも、 諸富先生の書籍を愛読している人が多く、 ●虚しさの心理学 ●トランスパーソナル心理学入門 ●生きることの意味 など個人的にお勧めですっ! 是非、 本屋さんで手にとってみてください♪ 諸富先生、 ありがとうございました! 高井ちゃん 「いつも、ありがとう」
鏡リュウジさんのブログ「鏡リュウジのRyuz-café」でもすでに話題になっていたユングの『赤の書』の複写版ですが、先月(09年10月)にまずドイツ語版が刊行され、来月(09年12月)には英語版が刊行となります。『赤の書』はユングがフロイトと決別する時期(第一次世界大戦前夜)に書きとめていた夢日記を、後日自身の注釈と挿画を付して書き写したもので、色鮮やかな写本のようなその内容は、門外不出のものとして長らく伝説的な存在であり続けました。 その日本語版がついに来春、創元社から刊行されることになりました。これはすごい事件です。写真は出来上がったばかりの内容見本を撮ったものです。内容見本の中身は以下の通りです。
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