15日午前1時55分ごろ、長野県軽井沢町の国道18号「碓氷(うすい)バイパス」入山峠付近で、大型バスがセンターラインを越えて対向車線側のガードレールを突き破り、約3メートル下に転落して山林内の立ち木に衝突した。県警軽井沢署によるとスキーバスで、乗客・乗員計41人が乗っていた。運転手2人を含む男性9人と女性5人の計14人が死亡し、27人が重軽傷を負って長野・群馬両県の病院9カ所に搬送された。意識不明など重篤な乗客も複数人いるという。長野県警は自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)容疑で捜査を開始した。 現場はJR軽井沢駅から南約2キロの長野・群馬県境付近。長野県警によると、バスは下り坂の左カーブで道からそれたとみられる。現場直前の路面には、バスのものとみられる直線状のブレーキ痕が残っていた。