バンクーバー冬季五輪の開幕を控え、ネット・ユーザーの間で「動画戦争」が展開された。8日、韓国のフィギュアスケート金メダル候補の金妍兒(キム・ヨナ、20)の「陰謀説」に関する動画が、釈然としない理由で継続的に削除され、韓国のネット・ユーザーが集団で行動に乗り出し、3日ぶりに復旧させた。 ハンドルネーム「DES」は、金妍兒が演技をする姿や専門家らのインタビューを約6分の動画に編集し、昨年12月、世界的な動画共有サイトのユーチューブ(www.youtube.com)に掲載した。専門家が、完璧だと賞賛する金妍兒のジャンプに対し、1人のテクニカル・スペシャリスト(フィギュアスケートで技術点数を付ける審判側)だけが、引き続き減点を与えた疑惑があるという内容だった。 動画は、米シカゴ・トリビューン紙のスポーツ専門記者フィリップ・ハーシュ氏が引用し、有名になった。ハーシュ記者は、先月4日に書いたコラムにこ