次世代型図書館業務システム主要5製品の特徴とその現状 この2012年は北米の図書館システム市場が激しく変化する一年になると言われている(E1282参照)。その理由は従来型の統合図書館システム(ILS)とは異なる性質を持った次世代型の図書館業務システムの登場である。既に正式運用が始まっているOCLCの“OCLC WorldShare Management Services”(以下WMS)を含めて,Ex Libris社の“Alma”,Innovative Interfaces社の“Sierra Services Platform”,Serials Solutions社の“Intota”,オープンソースの“Kuali OLE”(E1003参照)という5製品が年内に出揃うことになっている。 これら5製品を対象とし,各ベンダの担当者へのアンケートをもとに開発の現状や基本機能等をまとめた記事“Intr
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