ブックマーク / hakaiya.com (6)

  • 『明日、ママがいない』の内容変更について « 破壊屋

    『明日、ママがいない』の内容変更の検討が決まった。ネット上では「クレーマーに屈した!」「残念すぎる!」って声が多数だ。そういう悔しい気持ちはすごくよくわかる。理不尽なクレームで自主規制の風潮が強まっているのも怖い。 でも内容変更の要求自体は小さいしどこまで要求を受けるかも決まっていない。要求は「施設長の暴言をやめる」「登場する子供のペット扱いをやめる」「ポストというあだ名をやめる」の3点。実際そういう子供は「ペットの里親」という言葉にすら自分を「ペットよりも価値がない」と連想して傷つく。またドラマの製作側は「ポスト」という言葉はもう既に減らしているとのこと。 『明日、ママがいない』の設定をやりたいのなら児童福祉の関係者を監修にして製作すべきだった。それを怠ったうえに野島伸司を監修にしたのは単なる暴挙。内容変更の受け入れは来の製作の形になったとも言える。 今回は明らかに日テレビ側の製作ミ

  • 風俗に行く男がカッコよかった話 | 破壊屋

    今回は破壊屋初めての下ネタエントリだけど、そこまで下品ではないのでご安心ください。 俺がやっていた仕事で日各地に出張する仕事があった。基は現地集合なんだけど、一人だけ出張前日に現地入りする仲間がいた。理由を聞いたら風俗店(お金を払って女性とエッチするお店)に行くのが目的とのこと。出張当日だと残業や飲み会で風俗に行けないのでわざわざ前日に行くのだ。日各地に旅して最初の晩にその土地の女を抱く!と書くと昔の劇画の主人公みたいだ。 毎週風俗に行くというので、いつしか彼は「風俗王」と仲間内から呼ばれることになった。仲間は全員男だったので酒を飲んだときはくだらないギャグを飛ばした。マンガ『ワンピース』の「海賊王に俺はなる!」のパロディで「風俗王に俺はなる!」とか。 別の仲間で社会人になってすぐ結婚した新人がいた。彼は年上の奥さんに軽く束縛されていて、女性のいる飲み会にも参加しにくいらしい。でも彼

  • 『あまちゃん』が東日本大震災を描いたけれど、阪神淡路大震災の時はどうだった? « 破壊屋

    『あまちゃん』が東日大震災を描いて大きな話題になった。震災の回はかなりの緊張感を持って迎えられていたね。作品の中で東日大震災と向き合うというのはまだまだ難しいんだなと感じる一方で、これで「あまちゃん以降」という区切りが生まれたので今後は色々な作品の中で東日大震災が描かれることになると思う。 ところで阪神淡路大震災はどうやって映画の中で描かれたのだろうか。俺が印象に残っている3映画を取り上げます。寅さん以外の2は両方とも関西映画で日映画史に残るレベルの大傑作です。 まずは阪神淡路大震災と同じ1995年に公開された『男はつらいよ 寅次郎紅の花』から。阪神淡路大震災は1月に起きて、『寅次郎紅の花』は12月に公開された。作が阪神淡路大震災を取り上げたことは公開大きな話題になった。 劇中の時期は1995年の夏の終り。オープニングは寅さんへの連絡を乞う新聞広告から始まる。寅さんが199

  • 政治風刺コメディ『アイアン・スカイ』 « 破壊屋

    ナチスがUFOに乗ってやってくる!といネタを映画化した『アイアン・スカイ』。フィンランドの人たちがこのアイデアの映画化を思いついて「製作資金募集」の動画を作って話題になったのも、確か5年くらい前の話。その映画が遂に完成して日で公開された。設定がアレすぎるんだけど映画編を観るとまっとうな政治風刺コメディになっているんだよね。映画のストーリーはこんな感じ↓ややネタバレありです。 第二次世界大戦以降、ずっと月面に隠れていたナチスたちが宇宙船に乗って地球に戻ってくる。なぜなら月面ナチスの最終兵器「神々の黄昏」は地球の高性能小型電子端末で動かすことができるのだ、そうiPhoneならね(劇中では特定の機種を使っていないけど)。アメリカにやって来た月面ナチスたちは時代遅れのナチス思想を振りまくが、それを聞いた保守派のアメリカ合衆国大統領が「良い思想ね!」と感銘を受けて、さっそく選挙キャンペーンにナチ

  • 機動警察パトレイバー:Lの悲劇 « 破壊屋

    機動警察パトレイバーのアニメ版は全部で70エピソードあるんだけど、パトレイバーファンに「一番好きなエピソードは?」って聞くと様々な答えが返ってくると思う。 俺が一番好きなのはミステリー系のエピソード『Lの悲劇』で、内容はこんな感じだ。 銃による悲劇の始まり ある夏の日、銃を持った犯人たちによる立てこもり事件が起きた。パトレイバー第二小隊の太田は犯人に対してブチ切れてしまい、リボルバーカノン(レイバー用の超大型拳銃)をぶっ放してしまう。犯人たちは無事だったが、立てこもり現場はどえらいことに。 第二小隊の後藤隊長は呆れ果てて言う 「お前たちは地方公務員だぞ、自閉症児や不良少年が主人公のロボットアニメじゃないんだぞ」 銃で大失態を犯しても全く反省の無い第二小隊のメンバーは、富士の裾野にあるレイバー隊員養成学校(通商:レイバーの穴、タイガーマスクのパロディ)での再訓練を命じられる。 ズドーン! 心

  • 2010年 この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞 « 破壊屋

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