ブックマーク / blog.gururimichi.com (13)

  • 速読・精読・味読を身につける!「書く」よりも大切な『「読む」技術』を紐解いた本 - ぐるりみち。

    アウトプット」の重要性は、改めて説明するまでもないように思う。 受け身で情報を摂取するばかりではなく、見聞きした知識や体験を自分の言葉で整理すること。頭の中に入ってきた事柄を自分なりに咀嚼したうえで、再び外部へ出力して可視化すること。そうして知識の定着を促進し、対象への理解をより深めることができる。それは間違いない。 とはいえ、一口に「アウトプット」と言っても切り口はさまざまだ。「日記を書く」といった身近な習慣から、「勉強会を主催する」などの人を巻きこむ方法まで。情報過多の昨今、仕事や学習を効率化するためのアウトプット術は、同時に生活を豊かにするライフハックとして捉えられているようにも見える。 実際、書店に足を運んでみれば、多種多様な「アウトプット術」についてのを発見することができる。なかでも多いのが、「読書術」と紐付けられた。読んだの感想を書いたり話したりすることで記憶を促し、理

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  • 『珈琲の世界史』知的好奇心が満たされる「コーヒー」の文化史 - ぐるりみち。

    ここ2、3年ほど、毎日のようにコーヒーを飲んでいる。それ以前──営業職として走りまわっていた頃──はたまに缶コーヒーを飲む程度だったけれど、近頃はほぼ毎日。出先で小休止するとき、あるいはパソコンに向かって作業をするときには、喫茶店のコーヒーが欠かせない。 最初はマクドナルドの100円コーヒーに始まり、ドトールを経て、最近はスターバックスに落ち着いた格好。味はドトールも悪くないのだけれど、日中は大声で話すお客さんが多くてどうにも落ち着かないのよね……。席を取るためにタックルしてくるおじいちゃんもいるし。 結果、居心地が良く、しかも108円でおかわりできるスタバを安住の地に定めたわけです。このテキストを打っている今現在も、ちょうどそのスタバでキーボードを叩いている感じ。……え? ドヤ顔Mac? ……残念だったな! これはMacじゃなくてポメラたんだ!(ドヤァ そんな自分にとって、コーヒーとは

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  • なぜ博士キャラは「〜じゃ」と話すの?リアルでは聞かない言葉遣いを紐解く『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』 - ぐるりみち。

    前々から不思議に思っていたんだ。いわゆる萌えアニメや美少女ゲームに登場するキャラクターを指して、「こんな話し方をする女子、現実にはいないだろww」「オタクの妄想きめえww」とツッコむ人を。 たしかに、リアルであんな話し方をする人は(ほぼ)いない。聞き慣れないアニメ声に忌避感を覚えるのだっておかしくはないと思う。でも誰に迷惑をかけるでもなし、フィクションなんだから、別に「うぐぅ」とか「へけっ」とか「トゥットゥルー」とか言ったっていいじゃまいか。ζ’ヮ’)ζ うっうー! そして何より、「話し方」について文句を言うなら、こう言いたい。 ──おまえ、それ、亀仙人の前でも言えるの? 亀仙人に限った話ではない。ネテロ会長でも、老ジョセフでも、ダンブルドア先生でも、マスター・ヨーダでも、オーキド博士でもいい。一人称が「ワシ」で「~じゃ」と話し「ホッホッホ」と笑う老人を、あなたはリアルで何人も知っているの

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  • すべての人見知りやコミュ障に読んでほしい本『内向型を強みにする』 - ぐるりみち。

    5人以上の飲み会が苦手だ。 ……いや、飲み会自体は楽しいし、呼ばれれば喜んで参加するのですが。 実際、昔から仲間内では「呼べば来る男」と称されるくらいに参加率は高かったし、僕自身、いつもその場を楽しめていた自覚はある。「ウェーイ!」すぎるノリは苦手だけど、「大勢でお酒を飲む」こと自体は好きなのです。 ただ、時にはそれが、憂に感じることもある。 たとえば、飲み会の前。それがどれだけ気心の知れた友達グループの酒席だとしても、集合前に気分が落ちこむことがある。当日は数時間前に現地入りして、店の場所を確認。集合時間まで暇つぶしをして過ごす──というところまではいい。ところが、いざお店の前に立つと……なんだか無性に胸がドキドキして、苦しくなることがあるのです。もしかして:恋 何かやらかしてしまわないだろうか。変なことを口走ってしまわないだろうか。自分がいることで、誰かを不快にさせてしまわないだろう

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  • 初音ミク10年の歴史〜“ボーカロイドの物語”を楽曲と歌詞から振り返る - ぐるりみち。

    「初音ミク」の誕生から、はや10年。発売日である8月31日は過ぎましたが、今なお各所から「ミクさんおめでとー!」の声が聞こえてきます。マジカルミライ、行きたかったお……。 僕自身はいちファンに過ぎない身ではありますが、初期からボカロカルチャーに親しんでいたこともあり、「もう10年かあ……」と不思議な感慨があります。ニコニコ動画のランキングで初めて見かけて、ハマり、あれこれと動画を探して追いかけていたころが懐かしい。 初めて見た動画は、Otomaniaさんの「Ievan Polkka」でした(コメントは2007/9/5のログ) せっかくの10周年。「自分なりに『ボーカロイド』について振り返ってみよう!」 ……などとも考えたのですが、当然そんなものは公式サイトや各メディアで企画されているわけで。好きな曲のまとめ記事は過去に書いちゃってるし……うーむ。 そこで思い浮かんだのが、「キャラクターある

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  • 「書く」を鍛える発想法「ノンストップ・ライティング」の魅力(アイデア大全より) - ぐるりみち。

    5月に『アイデア大全』を読んで以来、同書に書かれている「発想法」をいくつか試している。『アイデア大全』については下記記事で感想をまとめているので、詳しくはそちらをどうぞ。 アイデアを生み出すための手法が、42個も掲載されている書。当然、すぐに全部を実践できるはずもないので、暇なときにちょちょいと読み直しつつ試している格好。 そんな発想法のうち、継続的に取り組んでいる手法がひとつある。 『アイデア大全』を最初から最後まで読んだうえで、特に「これはぜひとも実践したい!」と感じられた手法。6月上旬から取り組むようになり、この2ヶ月以上、なんだかんだで続けられている。それどころか楽しんですらいるし、メリットと言えそうな効果も現れてきている。 それが、「ノンストップ・ライティング」だ。 スポンサーリンク テーマなし&時間制限ありのフリースタイルが楽しい! 「ノンストップ・ライティング」 あるいは「

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  • おすすめ映画ベスト10!“自分の人生観に影響した映画”をまとめてみた - ぐるりみち。

    Twitterで話題になっていた、ハッシュタグ「#観た映画も人間性に影響するかもしれないのであなた人生のベスト10を教えて」。過去にも「」や「CD」で同様のタグが盛り上がっていたこともあり、こいつは乗っかるしかねぇべと腕組み考えていたわけでございます。 まあ、言ってしまえば自己満足というか、それ以前に「10作品に絞るのは無理じゃね……?」と思ってしまう部分もあるのだけれど、その縛りを含めて考えてみるのも楽しいもので。純粋に、この手の「お題」はインターネットっぽくて好ですき。個人サイト時代のバトン文化、みたいな。 というわけで、自分にとっての「ベスト10」を、ざっくばらんに選んでみました。 “映画” にかこつけた自分語りであり、批評要素はありませんので、あしからず。 ファンタジア(1940) ファンタジア スペシャル・エディション ベン・シャープスティーン ウォルト・ディズニー・ジャパン株

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  • 池上彰さん厳選!世界の経済・社会・宗教を動かしてきたブックガイド『世界を変えた10冊の本』 - ぐるりみち。

    世界を変えた10冊の posted with ヨメレバ 池上 彰 文藝春秋 2014-03-14 Kindle Amazon 楽天ブックス 池上彰さんの著書『世界を変えた10冊の』を読みました。 「池上さん視点による、世界的に有名な書籍の紹介かな?」という想像を裏切らず、10冊のをそれぞれ丁寧に紐解いたブックガイドとなっております。 ただし、選書の基準は必ずしも有名であるものに留まらず*1、表題のとおり、 “世界を変えた” であるという共通項でもって解説されている様子。その “10冊” を見ても、社会学・哲学・法学などの分野に数多くある名著は取り上げられていないので。 いずれも現代の「常識」を整理・再考するための選書であると考えれば、「2010年代に読むべき10冊」とも言い換えられるかもしれない。キリスト教とイスラム教の衝突や、今も世界情勢を大きく動かし続けている思想体系などを概

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  • 「 #本棚の10冊で自分を表現する 」をまとめてみた - ぐるりみち。

    Twitterで話題になっていたハッシュタグ「#棚の10冊で自分を表現する」を少し前にブログでやってみたところ、ほかにも乗っかってくださる人がちらほらと現れて嬉しかった! ──ということがありました。設問も含めて、昔懐かし「バトン」文化っぽくって楽しい。 で、もともとTwitterで話題になっていたタグに関してはTogetterの上記記事でまとめられているのだけれど、ブログとなるとそうもいかないもので。 各々が取り組んでそれで終わり……というのもなんだかもったいなく思い、せっかくなのでまとめてみました。とりあえず、自分の観測範囲内(主に言及通知が来た)のブログを勝手ながら引用させていただきました。 例 ぐるりみち。 『読書について』ショウペンハウエル 『カラフル』森絵都 『“文学少女”と死にたがりの道化』野村美月 『友情』武者小路実篤 『秒速5センチメートル』新海誠 『ソーシャルメディア

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  • 文章の〈敬体〉と〈常体〉の使い分けについて - ぐるりみち。

    「文章のお作法」を説明したを読むと、決まって書いてある文言がある。 曰く、「わかりやすい文章を書こうとするのなら、文体は〈敬体〉か〈常体〉のいずれかに統一しよう」というもの。いわゆる「です・ます調」を選択するか、「だ・である調」を選択するか──という視点ですね。 遡れば小学校の作文教育の頃から、ずーっと言われ続けていたような記憶がある。 基的には「ですます」で書くのがルールであり、決まったルールのない感想文のような場合でも、どちらか一方に統一しなければならないと。混在していれば、赤ペンで修正されるのが当然でした。 大人になった今でも、何かの文章を書く際には、どちらかを選ぶのが基中の基です。学校の小論文や卒業論文、会社の資料作成、あとはどこかのウェブメディアを記事を執筆する際にも、やはり〈敬体〉or〈常体〉が決められている印象が強い。 だから──というわけではないのだけれど、このブロ

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  • 中学生がJ-POPの歌詞を小説にするのはどうしてなんだぜ? - ぐるりみち。

    photo by m01229 はい……私です……(震え声) た、たぶん、書きやすいから、じゃないかな? おそらく、分かる人にしか分からない話だと思うんだけど、中学生のくらいの時期に、そんなこと、ありましたよね? ――え? ない? あ、はい。ごめんなさい。 好きな歌をイメージした創作小説 今はどうなのか分からないけれど、僕が中学生くらいのときには、そんな個人サイトが結構多くあったような記憶がある。自分の好きなアーティストの、好きな歌詞からイメージした、創作小説。ショートストーリー。 いわゆる二次創作小説、“SS”とは別物になるのかな? 好きな歌から“イメージした”というよりは、“着想を得た”の方が近いかもしれない。 自分が好きな歌詞から物語を描き出して、それを自分のオリジナルキャラクターや、時にはマンガやアニメのキャラに投影して、ひとつの小説とするような。そんな文化圏がありました。夢小説*

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  • 『ハッカドール』のウォッチリストが捗る!オタク向けニュースアプリの魅力 - ぐるりみち。

    ハッカドール(Hackadoll) DeNAのニュースキュレーションアプリ『ハッカドール』。これは一口に言えば、アニメやマンガ、ラノベに声優、果てはBLまで、オタク向けのカルチャーに特化したニュースをまとめたアプリです。 「マンガ・ラノベ」「アニメ」「ゲーム」「グッズ」といったカテゴリーから、最新のニュースをまとめてチェックすることが可能。一介のオタクとしては、まっことありがたいニュースアプリでござる。 そのなかでも個人的に「これはいい!」と感じたのが、「ウォッチリスト」機能。普通にGoogle検索するよりも、Twitterで流れてくるのを読むよりも、最適化された情報が一覧として見れるような感触でした。これは、積極的に使っていきたい。 そのあたりも含めて、『ハッカドール』というアプリについて簡単にまとめました。 気になるジャンルをピンポイントで! インストールすると出迎えてくれる、ハッカド

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  • 「マジ」「神」などの表現に頼らず、ボキャブラリーを増やそう - ぐるりみち。

    「ちゃーっすwwボキャ貧太郎でーっすwww 言葉とか、伝わればそれで良くねっすか?ww いや、だって、俺ってアホだし?いや、マジでwww」 ……と、私の頭の中のチャラ男が言っていました。うむ、一理ある。ぶっちゃけ、相手に意図さえ伝わるのであれば、使う言葉は最低限でもいいと思うんですよね。そもそもの「言葉」だって、コミュニケーションの媒介・道具でしかないわけで。 ところがどっこい。物事に流行り廃りがあるように、「言葉」にも流行はある。毎クール、同じ展開のハーレムラブコメアニメを見せられていたら飽きるように、同じ言葉や表現を聞き続け(読み続け)ていると、飽きる。刺激が足りぬ。うんざりしてくる。 (笑)が(藁)に変化し、「w」となり、今やウェブ上は大草原となってしまった。分かりやすいっちゃ分かりやすい。が、ブログ記事のタイトル一覧で、草がぼーぼーに生えているのを見るのも流石に嫌になってきた。たま

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