最近特に非正規労働者のセーフティネットをめぐる議論が盛んで、マスコミの皆さんも関心を持たれているわけですが、そもそも正規労働者、非正規労働者のうち、どれくらいが家計維持的でどれくらいが家計補助的なのかについて、大まかでもイメージを共有しておく必要があるでしょう。厚労省のHPに平成19年就業形態多様化実態調査結果概要が載っていますので、ごく簡単に概況を見ておきましょう。 http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/syugyou/2007/1107-1.html#kekka これの真ん中あたりの、個人調査の冒頭に「生活をまかなう主な収入源」という表があります。 正社員は85%が家計維持型ですが、男性正社員が97%家計維持型なのに対して家計維持的女性正社員は53%、配偶者の収入が主たる生計が30%。この数字も過去に比べるとかなり上昇しています。前回の平