最近 GNU Emacs 関連の諸々をいろいろ見直していてしみじみ思ったのだが、やはり Emacs は一通り使えるようにするまでがめんどくさいですな。昔に比べればインストール自体は簡単になったが、そこから先がよく分からない。素のままの Emacs はかなり使いにくい代物で、VSCode あたりに慣れた今の目からすると、見ため的にもちょっとしょぼい。設定を解説するウェブページ等はいくらでもあるのだが、何せ約40年の歴史があるソフトウェアで、おまけになんだかんだ言って結構活発に開発が続いているので、解説といっても内容が古くなっていることが多く、混乱に拍車を掛けている。そのあたりが人々を Emacs から遠ざけているとしたら残念なことである。 近年は Doom Emacs や Spacemacs といった設定フレームワークがそのへんを補おうとしているようだが、個人的な好みで言えば、これらはちょっ