家族の健康のために自然素材の家に憧れる人は多いだろう。一方で「高いのでは」「そこまで体によいの?」などの本音も気になるはず。今回は、自然素材の家を建てた先輩方の実例をもとに、自然素材の家を選んだ理由、予算内におさめる方法などを紹介しよう。 【実例1】床に無垢(むく)材。温かみのある木造の家でエアコンの出番はごくわずか 床にむく材を使い、娘たちが裸足で気持ちよく過ごす(写真:加藤淳史) 家を建てるなら木造の温かみのある家がいいと考えていたUさん。以前の住まいではぜんそくの症状が出ていた長女も、新居で暮らすようになってからは元気いっぱいで過ごしている。床にはむく材を使用。素足で気持ちよく過ごせるので、子どもたちが裸足で駆け回っている姿が印象的だ。外断熱工法のためか、冬でも暖かく、エアコンの出番も少ないという。 ただ、Uさん自身、家を建てようと思ったものの、当初はどの建築会社を選べば自分たちの予