This entry was posted by Jun Mukai on Sunday, 23 January, 2011 関数プログラミングの楽しみ 大変いい本だと思う。関数プログラミングって何、ということを概説している。 本の内容としては、主としてHaskell界隈で著名な研究者たちが、関数プログラミングにまつわるちょっとしたコネタ(といっても論文になったような内容)を集めたエッセイ集といったところ。なのでトピックとしては多岐にわたっており、扱っている内容も様々、それぞれ。データ構造に関するものもあれば、Arrowのような構造に関する議論もあり、ハードウェア記述言語のようなアプリケーションよりのトピックもある。 だけど、本書を通じて一貫したスタイルというか、傾向のようなものがある。これこそが「関数プログラミング」ってことなのかもしれない。読んでいてそんなふうに思った。 思えば、オブジ