ブックマーク / www.cnn.co.jp (102)

  • バイデン政権で民主党がなすべき課題 バーニー・サンダース氏寄稿

    バイデン政権下で民主党が取るべき政策についてサンダース上院議員(中央)が提言/CNN Illustration/Getty Images (CNN) 昨今の報道を席巻する見出しは、当然ながらドナルド・トランプ前大統領による言語道断の振る舞い及び同氏が扇動した連邦議会議事堂でのクーデターの試みを扱う内容となっている。 なるほど、下院がトランプ氏を弾劾(だんがい)するのは重要だった。もちろん、上院は弾劾裁判で有罪判決を下さなくてはならない。いかなる大統領も、現在であれ将来であれ、米国に対する反乱を先導しておきながら罪を免れるなどということは許されない。 だがそれと同じくらい極めて重要なのは、全国各地で暮らす数多くの勤労者世帯が感じている痛みと不安を見落としてはならないという点だ。彼らを苦しめる公衆衛生と経済の危機は、我が国の近代史の中でも最悪のものである。実際のところ、多くの勤労者世帯が今日直

    バイデン政権で民主党がなすべき課題 バーニー・サンダース氏寄稿
  • トランプ氏と事実や科学で対立、辛かったと述懐 ファウチ所長

    ファウチ氏がトランプ政権下で経験した辛さを振り返った/Patrick Semansky/Pool/AFP/Getty Images (CNN) 米国の新型コロナウイルス対策の推進役の1人であるファウチ米国立アレルギー感染症研究所長は21日までに、トランプ政権下での自らの処し方に触れ、事実や科学的な知見に基づく姿勢を保つことはたやすくなかったと振り返った。 米ハーバード・ビジネス・レビュー誌との会見で述べた。「全米向けテレビ放送の前でトランプ大統領と矛盾する発言を示すのは愉快なことではなかった」と指摘。「喜びなどなかった」と述べた。 同所長は、自らが奉仕する政権が誰に率いられてあろうとも真実を告げることを信条にしていたとも述懐。 トランプ政権下での体験に言及し、大統領が語るかもしれない事柄と感情が絡まず事実に基づいた行動を示したとしても直接的な対立の立場にしばしば追い込まれるようなことは特に

    トランプ氏と事実や科学で対立、辛かったと述懐 ファウチ所長
  • 合衆国憲法修正25条とは? 発動の仕組みを解説

    トランプ米大統領の罷免(ひめん)を可能にする憲法修正25条の概要とは?/MANDEL NGAN/AFP/Getty Images (CNN) トランプ米大統領の残り任期は2週間足らずとなったが、大統領が連邦議会への暴徒による攻撃をあおったことを受け、一部の共和党員からはトランプ氏を公職から追放すべきか積極的な検討を始める動きが出ている。 適切な対処法としてはトランプ氏の弾劾(だんがい)があるかもしれない。弾劾すればトランプ氏が再び大統領選に立候補することができなくなるだろう。だが、弾劾で訴追し裁判を行うにはあと2週間では足りなそうだ。また、同氏は任期中にウクライナに対する行為で下院で弾劾訴追を受けたものの、上院で無罪となり公職から追放されなかった。 2つ目の選択肢は合衆国憲法修正25条の発動だ。この条項は不良の、または無能力となった大統領を除外する最終手段として時折議論の対象となってきた。

    合衆国憲法修正25条とは? 発動の仕組みを解説
  • 米連続殺人犯「ゾディアック」の暗号、アマチュアが解読 送付から51年

    (CNN) 「ゾディアック」の名で呼ばれる連続殺人犯が米カリフォルニア州北部で犯行を開始してから50年あまり。アマチュアの暗号解読チームが、ついにゾディアックの暗号の1つを解読したとみられることが分かった。 この暗号は1969年に地元紙サンフランシスコ・クロニクルに送付されたもので、「340サイファー」と呼ばれる。今回、バージニア州に住むソフトウエア開発者とベルギー人プログラマー、オーストラリア人数学者の3人が解読に成功した。 解読されたメッセージは以下の通り。文字はいずれも大文字で句読点はなく、天国のスペル「paradise」を「paradice」とする誤りが見られる。 「あなた方が私を捕まえようとして大いに楽しんでいることを望む 私のことを扱ったテレビ番組に登場した人物は私ではない ガス室送りになれば一層早く天国に行けるので私は怖くない なぜなら私はいま十分な数の奴隷を所有しているが他

    米連続殺人犯「ゾディアック」の暗号、アマチュアが解読 送付から51年
  • ファウチ所長、1月半ばから休日なしの激務告白 80歳に

    (CNN) 米政府の新型コロナウイルス予防策を担う中心人物の1人であるファウチ米国立アレルギー感染症研究所長は、コロナ禍が深刻化した今年に入り、1週間7日、1日18時間働き続ける生活を送っていることをこのほど明らかにした。 CNNとの会見で述べたもので、今年1月半ば以降、休日は1日も取っていないことも告白。数カ月間このような状態で働いた後、日々の境目がぼやけ始めているとも明かした。 「(新型コロナの)問題は極めて重大であるため、全ての努力を傾注することが必要」と強調した。 ファウチ所長は今月24日、80歳の誕生日を迎えた。時期が時期だけに、3人いる娘さんと誕生日を一緒に祝う一家の伝統は守れないだろうとも語り、「私が国民に説いていることを私が実践する必要性を強く感じている」と述べた。 「間違いなく悲しいこと」と嘆きつつ、娘たちが生まれて以降、クリスマスと誕生日の休暇を共に過ごせないのは初めて

    ファウチ所長、1月半ばから休日なしの激務告白 80歳に
  • ドミニオン社幹部、トランプ氏側近らを名誉毀損で提訴

    ワシントン(CNN) 先月行われた米大統領選で使われた投票集計機メーカー、ドミニオン・ボーティング・システムズの幹部が24日までに、トランプ氏陣営や保守系メディアを相手取り名誉毀損(きそん)の損害賠償などを求めて提訴した。同社はトランプ氏の敗北を巡る陰謀論の的となり、選挙結果を操作したとの批判にさらされていた。 トランプ氏は同社を「災害」と呼び、トランプ氏支持者は同社がトランプ氏への投票を削除し、製品戦略及びセキュリティートップのエリック・クーマー氏が選挙結果を覆そうとしているとの陰謀論を支持してきた。 今回の選挙でトランプ氏から票が盗まれた証拠はない。また、米政権と選挙管理当局者は同国史上「最も安全な」選挙だったと述べている。バイデン次期大統領は全米で700万票以上の差をつけ、選挙人の獲得数で306人とトランプ氏の232人を上回り勝利した。 提訴したのはクーマー氏で、22日にコロラド州の

    ドミニオン社幹部、トランプ氏側近らを名誉毀損で提訴
  • ドイツ政府、上場企業に女性役員の任命を義務付けへ

    フランツィスカ・ギファイ女性・家族相は今回の決定を「歴史的な突破口」と位置付けた/Michael Kappeler/picture alliance/Getty Images ロンドン(CNN Business) ドイツ連立政権は、上場企業に対して女性役員の任命を義務付けることで合意した。国内からは画期的な出来事として称賛する声が上がっている。 ドイツ家族・高齢者・女性・青少年省の20日の発表によると、3人以上で構成される執行役会がある上場企業に対し、少なくとも1人の女性執行役任命を義務付ける。この措置は来週にも正式決定される見通し。 フランツィスカ・ギファイ女性・家族相は「大企業の女性がいない執行役会を終わらせる」と述べ、今回の決定を「歴史的な突破口」と位置付けた。 ドイツの著名女性指導者の1人でシーメンスの最高人事責任者を務めたヤニナ・クーゲル氏は、このニュースを歓迎している。 ドイツ

    ドイツ政府、上場企業に女性役員の任命を義務付けへ
  • サンダース氏、労働長官就任に応じる意向 バイデン氏から要請あれば

    (CNN) 米民主党のバーニー・サンダース上院議員は11日、大統領選で当選を確実にしたバイデン前副大統領から入閣要請があった場合、労働長官就任に応じる考えを明らかにした。 サンダース氏はCNNの番組で、「もし働く家族のために立ち上がり、闘える機会があれば、受けて立つ」と表明した。 労働長官のポストを狙っているとの見方は事実かとの質問には、「大変な苦境にあるこの国の働く家族を守るため、私にできることなら何でもしたいと思っているのは事実だ」と述べた。 そのうえで「仕事の場が上院になるか、バイデン政権になるかは分からない」「今後の展開を見ていく」としている。 CNNは10日、サンダース氏がバイデン政権での労働長官就任を目指す動きを格化させたと報じていた。強い影響力を持つ同ポストをめぐり、労働運動の内部では駆け引きが激しさを増している。 労働運動のベテラン指導者は10日、CNNに対し、サンダース

    サンダース氏、労働長官就任に応じる意向 バイデン氏から要請あれば
  • 米選挙で死者が投票したとの情報拡散、実際に調査した結果

    (CNN) 米大統領選で民主党員は死者を使ってミシガン州の選挙人団の票をトランプ氏から奪った――トランプ氏の家族やギングリッチ元下院議長、グレネル元国家情報長官代行といった共和党の著名人が流す情報を見て、それを信じる人もいるだろう。 だが、トランプ氏支持者が最近オンライン上で流した偽情報の多くと同様に、この主張も詳しく調べると誤っていることがわかった。CNNがこの主張やその根拠を分析した結果、1つの実例も見つけることができなかった。 一例が5日夜にツイッターで拡散されたミシガン州の登録有権者の氏名と生年月日、郵便番号を記したとされるリストだ。その出どころやそれを公開した人物の身元は不明だ。 CNNはそのリストに記載された1万4000人あまりのうち、最初から順に25人、あとはランダムに25人の計50人を調査した。まずはミシガン州の有権者情報データベースを通じて氏名を照合し、その後その人々が死

    米選挙で死者が投票したとの情報拡散、実際に調査した結果
  • 人の喉に未知の臓器を発見、オランダ研究チーム発表

    (CNN) オランダの研究チームが、これまでの医学では知られていなかった臓器が人ののどの奥に見つかったとして、このほど医学誌に研究結果を発表した。 発表を行ったのはオランダがん研究所などの研究チーム。鼻腔(びくう)と咽頭(いんとう)がつながる部分の頭蓋骨(ずがいこつ)の中に、未知の腺が隠れているのを発見した。同チームは「tubarial glands」という名称を提案している。 この臓器はがんの転移診断のためのスキャン検査で見つかった。研究チームはさらに、前立腺がんで治療中の患者100人の頭部と頸部(けいぶ)のスキャン画像を調べ、男性1人と女性1人の遺体解剖を行った結果、全員がこの臓器を対でもっていることが分かった。 超音波やCTスキャン、磁気共鳴断層撮影(MRI)といった一般的な検査ではこの臓器は見つけられず、前立腺がんの転移を調べるPSMA PET/CTという先端のスキャン検査で初めて

    人の喉に未知の臓器を発見、オランダ研究チーム発表
  • バイデン氏、「あつ森」に選挙本部を開設

    (CNN) 11月に行われる米大統領選の野党・民主党候補であるジョー・バイデン前副大統領の陣営が人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森(あつ森)」の中に「選挙部」を開設した。プレーヤーは「バイデンHQ」と呼ばれる島を訪問し、バイデン氏について知ることができる。 あつ森は任天堂のゲーム機「ニンテンドースイッチ」向けのゲームで、プレーヤーは無人島を開拓し発展させていく。 プレーヤーはバイデンHQで選挙事務所を訪問して選挙戦の手伝いを促されたり、投票所で実生活での投票を勧められたりする。島の中にはアイスクリームスタンドなどもある。 バイデン氏の陣営の幹部はCNNの取材に対し、選まで3週間を切り、あつ森も含めた全米のあらゆる場所の有権者に訴えようとしていると述べた。 島の中を歩いているバイデン氏と一緒に写真を撮ることもできる。バイデン氏のキャラクターは選挙戦のスローガンも口にするという。 バイデン

    バイデン氏、「あつ森」に選挙本部を開設
  • 選挙によって現政権の排除を、米有力医学誌が異例の論説

    米有力医学誌がトランプ政権の新型コロナ対応を批判する論説を編集者全員の署名で掲載した/Drew Angerer/Getty Images (CNN) 米有力医学誌「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」が7日、トランプ政権の新型コロナウイルス対応を批判し、選挙によって現在の指導部を排除すべきだと主張する異例の論説を編集者全員の署名で掲載した。 論説を執筆した編集長のエリック・ルービン医師は、「我々が編集者全員の署名による論説を掲載することは極めてまれ」だと説明している。 ルービン氏によると、論説は8月に起草されたもので、新型コロナウイルスによって米国が世界で最も多くの感染者と死者を出すに至った経緯について解説している。米国ではこれまでのところ、750万人以上が新型コロナウイルス感染症と診断され、20万人以上が死亡した。 「今回の危機では指導力が試された。新しい病原体と戦うため

    選挙によって現政権の排除を、米有力医学誌が異例の論説
  • トランプ氏、10年間所得税の納付なし 米紙報道

    ワシントン(CNN) 米紙ニューヨーク・タイムズは27日、トランプ大統領が2000年から15年間のうち10年間は収支が赤字だったとして、所得税を納めていなかったと報じた。 同紙が入手した過去20年以上の納税記録によると、トランプ氏が大統領選で当選した16年と就任当初の17年に納付した連邦所得税も、それぞれ750ドル(約7万9000円)にとどまっていた。 同氏は27日の記者会見でこの報道内容を否定し、連邦、州所得税をどちらも「たくさん払っている」と主張した。 そのうえで、内国歳入庁(IRS)の監査が終わった後に納税申告書を公開する用意があると述べた。 トランプ氏は前回大統領選の前も歴代候補の通例に反し、監査を理由に納税記録の公開を拒否。就任後も同じ主張を繰り返してきた。実際にはIRSの監査中でも、公開は禁じられていない。 トランプ一族の中核企業トランプ・オーガニゼーションの弁護士は、同紙の指

    トランプ氏、10年間所得税の納付なし 米紙報道
  • バイデン氏リードの世論調査、トランプ陣営がCNNに撤回と謝罪要求

    世論調査の結果に対しトランプ陣営がCNNに撤回と謝罪を要求した/Spencer Platt/Getty Images North America/Getty Images ワシントン(CNN) 米大統領選に向けた最近の世論調査で、トランプ大統領が民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領に大幅リードを許しているとの結果が出たのに対し、トランプ陣営は11日までに、CNNに調査結果の撤回と謝罪を要求した。 撤回要求はCNNのジェフ・ザッカー社長宛ての書簡の形で送られ、不正確で誤解を招く主張を数多く含んでいた。CNNは直ちに要求を拒否した。 この世論調査はCNNの委託を受けた世論調査会社SSRSが行ったもので、8日に結果が公表された。登録有権者の中でバイデン氏に投票すると回答した人は55%、トランプ氏に投票すると回答した人は41%と、トランプ氏はバイデン氏に大きく水をあけられている。 また、ト

    バイデン氏リードの世論調査、トランプ陣営がCNNに撤回と謝罪要求
  • 感染第2波の到来を「ほぼ確信」、米対策チーム責任者

    (CNN) 米国立アレルギー・感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は30日までに、新型コロナウイルスの「第2波」が年内に起きる可能性について、「個人的にはほぼ確信している」との考えを示した。 ワシントンでの経済関連会合にビデオ会議システム「ズーム」を通じて参加し、第2波到来に関する質問に答えた。「私の考えではウイルスが戻ってくるのは不可避」と表明した。 新型コロナは世界規模で拡散し、アフリカ大陸南部の一部でも感染例を目撃し始めていると指摘し、「地球からは消えないだろう」と述べた。 その上で、「今年中にまた来るとするのならどう対処するのかが我々の運命を決める」と強調。「検討されている対応策が実行されるのなら十分にうまくしのげるだろう」としながらも、「そうでないのなら不快な秋や冬になる恐れがある」と警告した。

    感染第2波の到来を「ほぼ確信」、米対策チーム責任者
  • 肺炎やインフルの死者、全米で急増 新型コロナが関係か 米イエール大調査

    新型コロナウイルス感染者の治療に当たる医療チーム=24日、コネティカット州/John Moore/Getty Images (CNN) 新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の流行が続く米国で、肺炎やインフルエンザなどCOVID―19以外の疾患による死者も目に見えて増えていることが分かった。イエール大学公衆衛生大学院の研究チームが27日に報告した。 研究チームによると、死者の数は、米国でCOVID―19の感染が広がり始めた3月から4月上旬にかけ、目に見えて増えていた。この傾向は、特に影響が大きかったニューヨーク州とニュージャージー州で最も顕著だった。 研究チームが米疾病対策センター(CDC)の統計を調べた結果、3月1日~4月4日の過剰な死者は約1万5000人に上ることが判明。この間に報告された新型コロナウイルスの死者は8000人だったが、過剰な死者の数は、そのほぼ2倍に上る。 感染症

    肺炎やインフルの死者、全米で急増 新型コロナが関係か 米イエール大調査
  • 新型コロナで突然の脳梗塞、30~40代の患者で相次ぐ 米

    (CNN)  新型コロナウイルスに感染した30~40代の患者が脳梗塞(こうそく)を併発する症例が相次いでいる。米ニューヨークのマウントサイナイ病院が22日に報告した。 同病院によると、新型ウイルスの感染者で病院があふれ返っているという話を聞き、救急車を呼ぶことをためらう患者もいるとみられる。 新型コロナウイルスをめぐっては、血栓を引き起こしたという報告が増えており、結果として脳梗塞を発症したと思われる。 マウントサイナイ病院は、同病院で診察した患者5人の症例を報告した。いずれも50歳未満で、新型コロナウイルス感染症の症状は軽症か無症状だった。 同病院のトーマス・オックスリー医師は、「同ウイルスの影響で大動脈の血栓が増大し、重度の脳卒中につながったと思われる」と説明する。「我々の報告では、若い患者が突然の脳卒中に見舞われた症例はこの2週間で7倍に増えた。ほとんどの患者に既往症はなく、症状が軽

    新型コロナで突然の脳梗塞、30~40代の患者で相次ぐ 米
  • 新型コロナ患者、治験薬レムデシビル投与で「急回復」 米報道

    治験薬「レムデシビル」の投与で新型コロナ患者が急回復していると米メディアが報道/Ulrich Perrey/Pool/AFP (CNN) 米医療関連メディアのSTATニュースは16日、治験薬「レムデシビル」を投与された新型コロナウイルス感染症の患者が急回復していると報じた。この臨床試験に関する会議の動画を入手したとしている。 STATが臨床試験を主導する医師の発言として報じたところによると、治験に参加した患者はいずれも重い呼吸器系の症状や発熱があったが、治療開始から1週間以内に退院することができたという。 臨床試験を主導する米シカゴ大の感染症専門家、キャスリーン・マレーン博士は動画の中で、「最も良い知らせは、患者の大半がすでに退院したことだ。死亡した患者は2人しかいない」と語っている。 CNNはマレーン氏にコメントを求めたものの、現時点で回答はない。 シカゴ大はマレーン氏の発言について、部

    新型コロナ患者、治験薬レムデシビル投与で「急回復」 米報道
  • 米国の死者、推計下回る可能性も 指示に従う国民が予想外に多く

    新型コロナによる米国の死者数が当初予測を下回る見解が一部で伝えられた/Spencer Platt/Getty Images North America/Getty Images (CNN) 新型コロナウイルスによる米国内の死者は10万~24万人に上ると予想していたホワイトハウスの推計について、一部の当局者が、実際の死者はこの予想を大きく下回る可能性があるとの見通しを明らかにした。 対策部に近い関係者によると、死者10万~24万人という予想は、他人との距離を置く「ソーシャル・ディスタンシング」の厳格な指示に従う国民が50%しかいないと想定した場合の数字だった。 しかし米公衆衛生局のジェローム・アダムス長官がこのほどインタビューで明らかにしたところでは、実際には90%が政府の指示に従っているという。 米疾病対策センター(CDC)のロバート・レッドフィールド所長は6日、ラジオ局KVOIのインタ

    米国の死者、推計下回る可能性も 指示に従う国民が予想外に多く
  • 「非現実的」とボツのパンデミック小説、コロナ禍受け出版

    一度ボツとなった作品が、今回の新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、出版される運びとなった/Quercus (CNN) パンデミック(感染症の世界的な流行)に襲われた社会の悲惨さなどを描き、出版社が最初は「非常に非現実的」として突き返した小説が新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)で注目を浴び、このほど初めて刊行された。 この小説は英国スコットランドの作家、ピーター・メイ氏(68)が2005年に執筆した「Lockdown」。 物語の舞台はパンデミックの発生源となるロンドンで、当局が都市封鎖を迫られる過程などを描いた。現実味を帯びさせるため米英両国が02年から準備したとするパンデミックへの対応策に関する文書を参考にしたという。 メイ氏はCNNの取材に、科学者は当時、次の大きなパンデミックは鳥インフルエンザと予想していたと指摘。実際に起きる可能性があったため鳥インフルエンザを十分に勉強し、ロンド

    「非現実的」とボツのパンデミック小説、コロナ禍受け出版