一昨日のエントリ(およびその他のエントリ)にTB頂いたJ-S-5さんの日記や、11/3のエントリにコメントを頂いた馬車馬さんが紹介されているが、中央銀行のシニョリッジを巡っては、日本のブログ界でも時折り論争(というほどのものでもないかもしれないが)が起こっている。 そうした論争の論点は、煎じ詰めれば、深尾光洋氏のこの小論における以下の2つの式のどちらをシニョリッジの定義として採用するか、ということになるかと思う。 (1)式: (通貨発行益)=(金利)×(日銀保有国債) (2)式: (通貨発行益)=(期末の銀行券発行高)−(期首の銀行券発行高) 実は、WCIブログの11/6エントリでも、Nick RoweとRebelEconomistの間で同様の論争があった。 <RebelEconomist | November 08, 2009 at 07:35 AM> By the way, partl