ただ、昭和世代にとっては、かつて小売業日本一だったダイエーは超有名企業である。プロ野球チーム、ダイエーホークス(ソフトバンクホークスの前身)もあって、とてもなじみ深い名前なのである。ご存じない方のため、少しだけ「ダイエーとはどんな会社だったのか」、「なぜトップ企業があっという間に失墜したのか」といったあたりを振り返ってみる。 各地に「ミニダイエー」ができるほどの絶対王者だった 1957年、スーパーの第1世代として生まれたダイエー(当時は「主婦の店ダイエー」)は、「価格破壊」を唱えて関西で急成長を遂げると、全国へと展開。1972年からは大手百貨店を抜いて小売業売上トップにのし上がり、2003年にイオンに抜かれるまで、トップを維持していた。

