東海大学の山田吉彦教授(海賊事件の専門家であるが海難事故の専門家ではない)が自身のブログ「海賊日誌」において、NHKでの関門海峡事故のコメントに関する批判への反論を行っています。 関門海峡の事故-海賊日誌この事故の原因として関門マーチスの問題を指摘した。海保の仕事を支援してきた立場として、あえて言及したのである。しかし、コンテナ船の無理な追越が第一の原因であると考えている。おそらく3ノットほどの潮流があり、コンテナ船をより下関側に流したのである。 また、事故の翌日、AISのデータを確認し、コンテナ船と自衛艦の衝突位置を特定した。自衛艦が中央によりすぎていることは他船の航跡から判断できる。しかも4分前にはコンテナ船の変針が確認できたはずである。海上衝突予防法において後進をかけた船舶は、汽笛短音三回鳴らすことが義務つけられているがなぜ鳴らさなかったのだろうか。 海保、コンテナ船、自衛艦 多かれ