福島第一原子力発電所で5日、4日に引き続き、作業員が病院に搬送された。「東京電力」によると、海水を淡水化する作業で電源ケーブルの敷設を行っていた作業員2人が熱中症の症状を訴えた。うち1人は自力歩行ができず、午後、ドクターヘリで搬送されたという。
東京電力福島第1原発の原子炉冷却作業中に3号機の水素爆発に遭い、一緒にいた部下4人が負傷した陸上自衛隊中央特殊武器防護隊長の岩熊真司1等陸佐(49)が5日、共同通信などの取材に応じ「ひどい爆発だったら、助からないと思った」などと、当時の状況を振り返った。 岩熊隊長ら6人が小型四輪駆動車と水タンク車2台に乗り込み、原発近くの活動拠点から3号機への給水に向かったのは、3月14日午前10時ごろ。約1時間後、車両3台が3号機付近に到着し、岩熊隊長が小型四輪駆動車のドアを開けようとした瞬間、「ドーン」と重低音が響き、経験したことのない爆風が襲った。 フロントガラスから見える視界は一面灰色に。上空からは次々とコンクリート片が降り注いだ。岩熊隊長は「その時は何が起きたか全く分からなかった。がれきが落ちてきたのは数十秒だと思うが、非常に長く感じた」と述懐した。
名古屋港水族館(名古屋市港区)で飼育されていたカマイルカの「サラ」(雌、推定17歳)が4日、訓練でジャンプした際、プールサイドに飛び出し、約6〜8メートルの高さからコンクリート通路に落下、胸部を強く打って死んだ。 同水族館によると、サラは4日午後2時頃、イルカショーが行われるメーンプール(長径60メートル、短径30メートル、深さ12メートル)で訓練を受けていたが、弧を描くように空中にジャンプしてプールの外に飛び出した。 サラは体長2メートル11、体重106キロ。和歌山県太地町沖で捕獲され、2008年12月末から同館で飼育されていた。翌年には「アイ」を出産し、今年1月からはアイとともにショーに出演して人気を集めていた。 同水族館は「訓練が足りなかったかもしれない。突然の事故で悲しみでいっぱいだが、再発防止に取り組みたい」と話していた。
岡山県備前市の西岡憲康市長(70)は4日までに、2005年の初当選時から続けていた自らの給与の30%カットを見合わせ、7月分から元の額に戻す意向を固めた。 3年前に足を痛めて入院した母親(102)の治療費などが毎月20万円ほど掛かることや、自身が借家住まいで家賃が必要であることが理由という。 3日に行われた、定例市議会前の議案発表の場で明らかにした。 市によると、市長給与は月額87万5千円だったが、西岡市長は一部の時期を除き、61万2500円にしていた。 毎年6月の定例市議会に提出していた1年間の給与カットの条例案を今年は見送るという。
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