この菌を持つ人が高血圧になったり喫煙したりすると特に危ないといい、菌を検出する簡易な用具の開発を進めている。28日の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版で発表する。 虫歯菌のうち、皮膚や骨などの組織になるコラーゲンと結合するたんぱく質を作る特殊な種類で、脳出血患者74人を調べると27%が持っていた。健康な35人でも9%が持っており、両者を分析すると、この菌を持つことで脳出血の危険性は4倍高まるとわかった。 人から採取したこの菌をマウスに感染させて実験。脳の血管内皮に傷をつけると、下層のコラーゲン繊維に菌がどんどん集まり、血小板による傷の修復が間に合わず出血を起こした。 この菌があってもすぐに脳出血を起こすわけではないが、高血圧や加齢、ストレス、喫煙などで血管内皮が弱ったり、傷ついたりすると、発症率が上がるとみられる。検出用具は1年後の実用化を目指し、除菌方法の研究にも取り組む。
自民党など野党は27日の衆院予算委員会で、野田内閣で初入閣し、初答弁に立つ閣僚に標的を絞って追及する作戦を展開した。 山岡国家公安委員長は、自民党の石破政調会長から領海侵犯をめぐって、警察権と自衛権の相違などについて問われ、答弁に詰まったまま立ち往生した。中井委員長から「質問通告もないので」と助け舟を出され、山岡氏は「事例に応じて対応するということ」などと、かみ合わない答弁を3回も繰り返した。 安住財務相の26日の予算委での「不適切答弁」もやり玉に挙がった。 安住氏は、国家公務員宿舎朝霞住宅(埼玉県)の建設問題をめぐり、見直しを迫った自民党の塩崎恭久氏に対し、「(塩崎)先生のようにご資産のある方はいい」などと答弁。自民党は「品位にかかわる」と謝罪を要求し、安住氏は27日の予算委で、「推測に基づいて不適切な発言があったので取り消す」と謝罪した。
【ソウル=加藤達也】10月のソウル市長補選に出馬予定で最有力候補とされる与党ハンナラ党女性国会議員、羅卿●(=王へんに援の旧字体のつくり)(ナ・ギョンウォン)氏(47)が2004年にソウル市内のホテルで開かれた自衛隊創設50周年記念レセプションに出席したとして問題視され、本人が釈明する騒ぎになっている。 行事は自衛隊創設記念日の前後に毎年開かれ、年末の天皇誕生日の祝賀とともに日本政府による韓国での定例行事として定着している。今後、日本の行事への参加自粛が政界や公職者に広まる恐れもあるとして、外交当局は懸念している。 羅氏は2004年6月、日本大使館主催の自衛隊創設50周年記念行事に参加。その際、韓国の記者から「どのような行事か知った上で来たのか」と質問され「自衛隊の、何とかいう(行事)…」と答えた。 このときのVTRがインターネットで最近公開され、ネットユーザーらの間で出席を疑問視する書き
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く