秋葉原殺人男“女”と劣等感「幸せ者は死んでしまえ」 幸せ税、避妊具税、助手席税…。携帯メールでは、カネで人を追い込みたいという偏屈な一面も見せていた(クリックで拡大) 「不細工な私には彼女ができない」「生涯孤独」。東京・秋葉原の無差別殺人で逮捕された加藤智大容疑者(25)は孤独と劣等感を赤裸々にサイトに記し続けていた。「誰かを愛したい」との独白からはバーチャルの住人というより、現実にも仮想世界にも居場所を見つけられずさまよう姿が浮かぶ。だが、ある瞬間から現実と自分をつなぎ止めていた細い糸を自ら断ち切り、凶行へ暴走し出す。そこには身勝手な自己愛しかなかった。 ≪ニートでもイケメンなら彼女ができますから大丈夫です。不細工な私には絶対にできません≫。加藤容疑者は5月から携帯サイトに「【友達できない】不細工に人権無し【彼女できない】」との題のスレッドを立て、自分のコンプレックスを吐露し続けた。 こ