石原伸晃環境相は4日、神奈川県箱根町での講演で、「私もそろそろ(大臣の)卒業が近づいてきた」と述べ、9月にも予想される内閣改造で交代するとの見通しを示した。一方で福島県の復興の重要性にも言及しており、大臣としての本気度が問われる発言だ。 自民党石原派の研修会で講演した石原氏は、まず、除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設(福島県に計画中)が最終処分場とならないよう求める地元に対し、「しっかりした回答を遅くともお盆までに示したい」と述べ、政府として初めて具体的な回答時期を明言。だが、この後に「私もそろそろ卒業が近づいてきた。この後は(派閥所属議員の)選挙区どこでも参ります」と述べた。 中間貯蔵施設をめぐっては、福島県や候補地の同県大熊、双葉両町が、最終処分場にならないよう県外処分の法制化▽施設用地の補償方法の提示▽住民の生活再建策――などの条件を提示。佐藤雄平知事は「(回答を)迅速にやっ
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