去年12月、滑川市の87歳の女性宅から現金およそ22万円が奪われた強盗事件です。 強盗などの罪に問われた女性のひ孫にあたる男の裁判で、弁護側は、被害者の女性が重い処分を望んでいないとして、減刑を求める嘆願書を提出しました。 強盗と住居侵入の罪に問われているのは、富山市出身の住所不定、無職・野口廉(のぐち・れん)被告(23)です。 起訴状などによりますと、野口(のぐち)被告は去年12月、深夜に、滑川市中川原(なかがわら)の住宅に押し入り、寝ていた87歳の女性に、アーミーナイフのヤスリ部分を押し当てて脅し、現金およそ22万円を奪ったとされています。 野口被告は女性のひ孫でした。 10日の公判で、判決が言い渡される予定でしたが、被害者の女性が被告の減刑を求めて作成した嘆願書を弁護側が提出したため、弁論が再開されました。 検察側は改めて、懲役5年を求刑し、最終弁論で野口(のぐち)被告は