米カリフォルニア州サクラメントの裁判所で罪を認めるジョゼフ・ジェームズ・デアンジェロ・ジュニア被告(2020年6月29日撮影)。(c)AFP 【6月30日 AFP】米カリフォルニア州で29日、1970~80年代に嗜虐(しぎゃく)的な犯罪を繰り返した元警官に対する裁判が行われ、被告は殺人13件に加え、強姦(ごうかん)、強盗、拉致など計数十件の罪を認めた。これにより、同州を20年にわたって恐怖に陥れた一連の事件の幕が下りた。 この一連の殺人・レイプ事件の犯人は、カリフォルニア州の別名「ゴールデンステート」から「ゴールデンステート・キラー」と呼ばれていた。 司法取引のため、同州サクラメント(Sacramento)の裁判所に出廷したジョゼフ・ジェームズ・デアンジェロ・ジュニア(Joseph James DeAngelo Jr)被告(74)は、法廷内でおぞましい犯行の詳細が読み上げられると、全ての罪